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国鉄闘争の火をさらに大きく” 
被災地・福島と固く結び
職場闘争で資本の支配を打ち破る
国鉄闘争全国運動の発展を!
831号~(2012.7.28~) 811号~830号(2012.6.26~7.27)
791号~810号(2012.5.18~6.26) 771号~790号(2012.4.~5.17)
 751号~770号(2012.2.~3.30) 731号~750号(2011.10.~12.24)
  711号~730号(2011.10.~12.24) 691号~710号(2011.10.14~11.9)
671号~690号(2011.9.11~10.12) 651号~670号(2011.8.11~9.10)

スケジュール
国鉄闘争全国運動のホームページ
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm
NAZENブログは、こちら 福島診療所建設委員会ホームページはこちら

7月31日(火)
最近、休みの日は「街」で時間をつぶすタクシー労働者
昼食は焼きそば
今日もやります「火曜日恒例昼休み前進読み合わせ(自由参加)」
今週は長い論文をみんなで一気に読みました。
ここのところ、毎週参加の仲間が「10.1外注化阻止が、ものすごく大切だってことがわかった。ここがへそだ」と、感想です。
私たちの職場にとっても、この、外注化阻止の闘いは、他人事ではありません。
私たちの職場は「福祉」の、作業所。
本来ならば、国が一切の責任を負わなければならない、“福祉”を民営化。安上がりで、責任逃れの「民営化」です。そして、ここに障害者自立支援法の攻撃がかけられているのです。わたしたちは、この障害者自立支援法に絶対反対です。
障害者自立支援法の考え方は、障害者も(資本のもうけのために)働け。税金を納めてこそ人間の価値がある、という価値観の押しつけ。もうけを生み出せない障害者は価値がないのでしょうか!?そして、作業所にも競争原理が持ち込まれます。「作業所にも“経営”という概念を持ち込め。利益を追求する、競争するのが、儲けるために工夫するのが当然」と、東京都は言っています。
この、障害者自立支援法のおおもと、何もかも競争原理に叩き込む「民営化」こそが大問題です。そもそも国鉄分割・民営化から始まった「民営化」、ここと闘うことは、まさに自分たちの闘いそのものです。
夕食はピーマン・エリンギ・ソーセージ
炒め
安売りのタンドリー・チキン チャプチェ
冷奴に山形のダシのトッピング カルビタン
床屋に行ったミネちゃん。
タクシー会社の所長が「俺は鵜飼で
お前は鵜だ! もっと稼いでこい、
だと!」 怒り心頭!
ツル画伯の絵。花瓶の右隣りは
三里塚のジャガイモ
江戸川高校の生徒が部活で試合に。
大きい縫いぐるみを超学割に

 だ  ん   け  つ  2012年7月31日  
833
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378
20万人の労働者人民が
7・29国会前を解放区に!

 7月29日、国会包囲行動が闘われた。午後7時25分、国会前一帯の歩道を埋め尽くした労働者人民が警察の規制を突破し一斉に車道に飛び出した。それは一瞬のことだった。国会前の9車線の道路が200メートルにわたって完全に解放区となった。われわれを日々支配し抑圧する権力の支配空間の重要な一角を完全に突き崩した。これまでの人生で経験したこともない全身から沸き上がる解放感。そして国会に向かって進んで行く爽快感。大飯原発を再稼働した野田をたたきのめせ。東電や原子力村の連中、政治家や官僚ども、この連中を打ち倒さない限り労働者人民は生きられない。その巨万の怒りがついに大爆発したのだ。

 労働者人民は国会前だけでなく、国会の周りをも完全に包囲した。国会は四方が人の波で埋まった。さらに溢れた人々は首相官邸前に向かい、官邸前の歩道も数百メートルにわたって制圧した。国会周辺から官邸周辺は20万人の労働者人民によって解放された。

 国会前では、労働者人民は国会正門に向かってさらに前へ進んだ。機動隊の指揮官がうわずった声を張り上げた。警察は慌てふためき阻止線を張り、機動隊バスを国会正門前に並べた。「警察は弾圧をやめろ!」デモ隊の抗議の声が周辺を揺るがした。その時だ。断じて許せないことに、警察は2人の参加者を逮捕した。ふざけるな! 逮捕するなら野田を逮捕しろ! 大飯原発を止めるために国会に押しかけるのは労働者人民の崇高な権利だ。生きるための行動だ。不当逮捕はさらに巨大な人民の国会前行動を呼び起こすだけだ。

 国会前―首相官邸前制圧に先立ち、午後3時半、近くの日比谷公園に労働者人民が結集した。広い日比谷公園が、どこへ行っても人、人、人で埋め尽くされた。

 メイン会場の日比谷図書文化館前で行われた集会では、さようなら原発1000万人アクション呼びかけ人で作家の落合恵子さんが発言。落合さんは「猛暑でも電力は不足していない。市民の声を踏みにじってきたこの国に今度こそ答を出しましょう。原発ゼロだ。再稼働やめさせる。世界の原発止める。原発の輸出やめさせる。もちろんオスプレイだってダメ。沖縄の基地だってダメ。キャンドルの炎は消えるけど私たちの怒りを消すことはできない」と、声を涸らして訴えた。「そうだ!」の声と大きな拍手が一斉に上がった。 
 午後4時、中幸門からデモが出発し始めた。警察は7・16代々木公園集会に続き、今回もデモ隊の寸断を図った。「早く通せ!」「責任者を出せ!」の抗議の声が飛び、「通せ! 通せ!」の烈しいコールが続いた。その怒りと勢いは警察を圧倒。デモ隊は大部隊となって、一梯団、一梯団と中幸門から出陣した。

 NAZENの部隊も勢い良く出発した。「原発いらない!」「枝野を許すな!」「再稼働やめろ!」「野田こそやめろ!」。はげしいコールが都心を突き進んだ。ブルーの全学連旗を見た通行人からは「全学連頑張れ!」の熱いエールが送られた。

 6月中旬からの一カ月半で、情勢は劇的に進んでいる。労働者人民は一回一回の行動を通して学び、急速に意識を変化させている。大飯原発再稼働によって、幾千万の労働者人民はこのブルジョア社会の欺瞞をすべて見破った。そして、生きるためには闘いが必要なことを自覚した。闘いのすばらしさ、勝利の解放感を知った。さらに闘いの前進が反動を引き起こし、この反動を叩きつぶしてさらなる前進が可能なことを学んだ。

 首相官邸前占拠に震撼した野田と警察権力は、権力の厳重警備で労働者人民を歩道から一歩も出さない体制を取った。だがそれは労働者人民の怒りの炎に油を注ぐものでしかなかった。今回の闘いは、あの偉大な7・16をもわずか10日余りで質的に超えてしまった。敵は首相官邸や国会、霞ヶ関に巣くう政治家や官僚どもとその手先・警察だ。こいつらをたたきのめすためにもっと人を集めよう、100万人集まって当然だと、国会前や官邸前に集まった誰もが思うようになった。

 
7月20日の官邸前行動に参加した男性が語った「既存の体制は無くなって欲しい。ここに来ている人たちで新しい政府を作って欲しい」は、事実上の革命の要求だ。すでに先進的な人民の間にはこのような意識が芽生え始めた。この意識は普遍的であるがゆえに、瞬く間に数十万、数百万、数千万の意識となることは歴史が教えている。すべての労働者人民は7・29の高揚を引き継ぎ、8・6広島―8・9長崎反戦反核行動に集まろう。8・6広島大行動の爆発で野田を一歩も広島に入れるな! (H)
7・29国会包囲行動@movie



7月30日(月)
国会大包囲@Movie(12分)
「たみとや」のホームページから転載

ただ今国会正門前制圧中!
10万人以上の人々が国会正門前を20時まで埋め尽くし貫徹しました!
60年安保以来でしょう\(^-^)/
国会正門前の車道を埋めた人々の怒り~7.29脱原発国会包囲行動
レイバーネット のホームページから転載
7月29日、首都圏反原発連合主催の脱原発デモと国会包囲行動が取り組まれた。キャンドル行動が始まる午後7時前には、国会正門前の歩道は身動きができないほどの人波になった。人々は、手に手にロウソク・ペンライト・iPad・蛍光板など光るものをもち、リズムをとりながら一時も休むことなく「再稼働反対」のコールを続けた。年配者から若者、そして家族連れと幅広い参加だった。労組の旗も多い。午後7時すぎ、あふれる人波は自然に車道にあふれ出た。警察はカマボコ車を並べて「歩道に上がりなさい!」と警告を繰り返したが、人々の流れを止めることはできなかった。こうして午後8時まで正門前車道は「解放」状態になり、再稼動反対の声は国会に響き渡った。(M)
↓国会正門前

動画(国会正門前 3分)

 だ  ん   け  つ  2012年7月30日
832
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378
国労大会報告① 大会会場前に
「共に闘う国労の会」が全力決起
 午後1時から、共に闘う国労の会は伊東市内で「国鉄闘争勝利! 原発再稼働反対! 7・26総決起集会」を開いた。基調報告を行った郡山工場支部の橋本光一さんは、「資本主義が崩壊し始める中で、『一人は万人のために、万人は一人のために』という労働者の団結に依拠した行動原理が『自分さえよければ』という行動原理に取って代わらなければ、新自由主義によって崩壊した社会は立て直せない。3・11反原発福島県民集会への取り組みの中で、このことを確信した」と力強く提起した。

 5・27臨大闘争弾圧被告団長の富田益行さん、新宿駅分会の白石滋さんを始め、現場の国労組合員の発言が続いた。小倉闘争団の羽廣憲さんと秋田闘争団の小玉忠憲さんは、国鉄闘争と反原発闘争を結合し、解雇撤回へ闘いぬく鮮明な決意を表明した。動労千葉を支援する会・静岡と神奈川労組交流センターの仲間は、JR検修外注化阻止の闘いを労働者の命運をかけた階級決戦として打ち抜こうと強調した。
 集会で確信を固めた参加者は、直ちに国鉄闘争勝利と全原発廃炉を訴えるデモに出た。「浜岡原発廃炉」の横断幕を先頭に、「解雇撤回・非正規なくせ」「外注化阻止して安全守ろう」「原発廃炉、子どもを守ろう」のコールを響かせて進むデモ隊に、伊東市民の熱い共感が寄せられた。伊東市内でのデモは四十数年ぶりのことだという。デモ隊は、国労大会会場付近にさしかかると、「1047解雇撤回・外注化阻止」の声をひときわ強く張り上げた。この集会とデモは、地元の伊豆新聞でも報道され、闘いへの市民の関心の高さを示した。

 共に闘う国労の会は、国労が本来とるべき方針となすべき闘いを自ら提起し実践して、国労の主流派に転じる展望を大きくこじ開けた。

 他方、国労本部の石上浩一委員長は、大会で「安全かつ安心して働き続けることのできる明るい職場づくりはJR会社との健全な労使関係なくしてあり得ない」と言い放った。外注化を容認し、JR資本とは絶対に闘わないということだ。彼はまた、「名実ともにJR産別としての社会的責任を全うする」とも述べた。JR連合とまったく同じ言い回しで、「二度と雇用を争わない」とした4・9政治和解を再確認し、資本と権力への屈服をあらためて表明したのだ。さらには、東日本大震災に触れて、「がれきの処理などいまだ進んでいない状況」とわざわざ言った。JR貨物のがれき輸送を推進し、組合員に被曝労働を強いるということだ。これは野田政権を支え、ひいては原発再稼働を容認するに等しい。

 大会2日目の早朝、共に闘う国労の会は、警察権力の弾圧をはねのけて再びホテル前に布陣し、委員長あいさつを徹底批判するとともに、外注化による強制出向絶対反対、偽装請負摘発の闘いを訴える新たなビラを、大会参加者に配布した。(東京・K)

国労大会報告② 主流派に転じる決意を込めて伊東市内集会・デモ
 7月26~27日、静岡県伊東市で行われた国労第81回全国大会に対し、「共に闘う国労の会」は裏切り本部を徹底弾劾し、1047名解雇撤回・検修外注化絶対阻止の決戦方針確立を訴える闘いに立った。

 大会前日の25日にはJR伊東駅前での宣伝行動を行い、前日から大会に向かう代議員・傍聴者に対してビラを配布、さらに鉄道の安全を損なう外注化反対、浜岡原発を始めとした全原発の廃炉を伊東市民に訴えた。大会1日目の26日早朝、「共に闘う国労の会」は、のぼりを林立させ、横断幕を広げて大会会場のホテル聚楽前に陣取った。

 静岡県警やホテル資本と結託した国労本部は、組合員をホテル敷地内に一切立ち入らせない措置をとった。会場に入ろうとする組合員を暴力で排除する静岡県警の弾圧に、闘う国労組合員の怒りは一挙に高まった。さらに許し難いのは、警備体制を静岡県警やホテル資本に丸投げした国労本部の姿だ。例年は国労本部の会場係が、代議員や傍聴券を持つ組合員を識別するため並んでいたのに、今年はそれさえしない。本部の権力依存は、そこまで深まっている。

 4・9政治和解を拒否した闘争団員を先頭に、闘う国労組合員は本部への激しい怒りをたたきつけた。「外注化阻止へ組合員が全力で決起しようとしている時に、警察に守られて大会を開くとはどういうことだ」「闘争団組合員から組合員籍を奪い、国労の歴史を偽造する本部を許すな」「国労組合員は公安警察と対決して何度もストライキを貫徹してきた誇り高い労働者だ。解雇撤回・外注化阻止・被曝労働拒否の方針を確立せよ」「動労千葉鉄建公団訴訟判決は、不当労働行為があったことを認めた。われわれは4・9和解絶対反対を貫き闘う」という声が大会会場を直撃した。

 全国から結集した組合員は、すでに強行されている外注化の結果、労災事故が多発している現実を突き出して、闘う決意をみなぎらせた。大会直前の24日には、JR東海・東静岡駅で、工事の見張りをしていた下請け会社の労働者が特急にはねられて亡くなっている。こうした現実と闘うのが本来の労働組合だ。
 地元の「動労千葉を支援する会・静岡」と神奈川労組交流センターの仲間も、連合加入をたくらむ国労本部を弾劾し、外注化阻止の決戦に立つと力強く表明した。

 昼前には伊東駅前に移動して宣伝行動を貫徹。JRの検修業務外注化反対、原発廃止を訴えるビラが、市民に次々と手渡された。JR東日本は、伊東駅駅長や横浜支社の職制を先頭に、全力で妨害にかかってきた。だが、それは宣伝行動への乗客の注目を引くだけだ。「外注化は鉄道の安全を破壊する」という訴えに、多くの人びとがうなずいた。(東京・K)



三里塚芝山連合空港反対同盟 動労千葉 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議 労組交流センター
動労千葉を支援する会
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北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」
とめよう戦争への道!百万人署名運動

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