日  誌
2012年7月⑩

7月⑨へ 7月⑪へ
2012年日誌
 トップの頁 目次の頁 →

東京北部ユニオン
 「街」分会 
ビデオ・ライブラリー

2012年・2011年 
2010年・2009年・
2008年・2007年

 “国鉄闘争の火をさらに大きく” 
被災地・福島と固く結び
職場闘争で資本の支配を打ち破る
国鉄闘争 全国運動の発展を!
 811号~(2012.6.27~)
791号~810号(2012.5.18~6.26) 771号~790号(2012.4.~5.17)
 751号~770号(2012.2.~3.30) 731号~750号(2011.10.~12.24)
  711号~730号(2011.10.~12.24) 691号~710号(2011.10.14~11.9)
671号~690号(2011.9.11~10.12) 651号~670号(2011.8.11~9.10)

スケジュール
国鉄闘争全国運動のホームページ
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm
NAZENブログは、こちら 福島診療所建設委員会ホームページはこちら

7月20日(金)
則子さん、昨夜から再入院。
7・16は元気だったけど…腸のストライ
キ・「休養しろ」という指令と前向きに
受け止めよう
三里塚野菜の青空市
 福島診療所・建設カンパ
昼食はホットプレートDEパエリア
サラダ 卵スープ 午後は、綱領草案の学習会
3時のオヤツ
漏れていた2回のトイレがやっと改修
夕食はイナダの刺身、400円 鯖の塩焼き、650円 鮪のカマ焼き、650円
新潟・栃尾の油揚げ、160円 差し入れの「にごり酒」に生帆立
14人ぐらいで飲んでます ノブオちゃんも登場…入院騒動で疲れてるので、7時に終了

 だ  ん   け  つ  2012年7月20日  
825
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378
鉄道運輸機構訴訟の結審強行を
小玉さん先頭に徹底弾劾

 秋田闘争団の小玉忠憲さんを原告とする鉄道運輸機構訴訟の控訴審が7月19日、東京高裁第14民事部(設楽隆一裁判長)で行われた。裁判長は原告側が請求していた葛西敬之(現JR東海会長、国鉄分割・民営化当時は国鉄職員局次長)らの証人調べをすべて却下し、結審を強行した。この暴挙に、法廷は激しい怒りに包まれた。

 小玉さんは、改革労協(現JR総連)の突き上げで葛西らが87年2月に急きょ策定した不採用基準によりJR採用候補者名簿から削られた。その不当性が最大の焦点だ。
 原告代理人は、動労千葉鉄建公団訴訟の6・29判決を踏まえ、葛西らの証人採用を迫る発言に次々と立った。「動労千葉判決は、不採用基準がなければJRに採用されていたと、国鉄分割・民営化から25年目にして初めて明確に認定した。本件でも葛西らの証人調べは不可欠だ」「前回、被告代理人は、名簿に載らなかった以上、小玉さんは排除されて当然だと言った。だが、動労千葉判決で、それでは済まなくなった」「前回の小玉さんの本人尋問で、秋田鉄道管理局では全員採用と報道されていたのに、一転して小玉さんだけが不採用とされた事実が明白になった。不採用基準の問題は絶対に避けて通れない」「葛西らを調べず結審すれば、審理不尽の違法は免れない」

 いたたまれなくなった鉄道運輸機構側の向井千杉代理人は、顔を青ざめさせつつ、「動労千葉判決は誤っている。判決は不当と言うわれわれが、証人調べは必要ないと言っている以上、証人調べは必要ない」と口走った。傍聴席から激しい怒りがわき上がった。原告代理人も「前代未聞の言い分だ。判決が間違っていると思うなら、ここで徹底的に審理すべきだ」と追撃した。機構側は動労千葉判決に徹底的に打ちのめされている!

 事態に窮した裁判官は、合議を宣告して姿を消したが、すぐに現れ、裁判長が「証人申請は一括して却下」と言い放った。その理由も告げず、判決日を一方的に指定して、裁判官は逃げるように法廷から立ち去った。この卑劣な振る舞いに法廷の怒りは収まらず、弾劾の声はしばし続いた。

 裁判後の総括集会で小玉さんは、「今日は負けた気がしない。動労千葉の判決は裁判所と鉄道運輸機構を締め上げている。だから彼らは真実から目を背けた。外注化阻止決戦と国鉄闘争全国運動の力で勝負しよう」と力強く語った。

 判決日は10月11日。反動判決を許さず、1047名解雇撤回へさらに闘いを推し進めよう。(東京・K)

国労の 歴史を偽造する
本部への怒り、
法廷を圧する


 国労組合員資格確認訴訟の第4回口頭弁論が7月18日、東京地裁民事第11部(白石哲裁判長)で行われた。国労本部は昨年の第80回全国大会で、1047名闘争の終結を宣言するとともに、闘争団組合員の国労組合員としての資格を奪った。この暴挙に対し、小玉忠憲さん(秋田闘争団)、成田昭雄さん(旭川闘争団)、羽廣憲さん(小倉闘争団)、石﨑義徳さん(鳥栖闘争団)が、国労本部を相手に起こしたのがこの訴訟だ。
 法廷ではまず、原告代理人が国労本部を徹底的に追及した。

 「被告は『JR等組織対象企業と雇用関係があることが組合員資格の前提』と繰り返し主張している。これは、労働組合の原則からして、まったくありえない主張だ。組合員が資本や当局によって解雇されたときこそ、労働組合の根本的な存在理由がある」「被告は、大会決定で組合員資格が失われたと言うが、組合員資格を大会決定で奪える規約上の根拠はない」

 続いて裁判長も、「国労は企業内組合だから、組合員資格は雇用関係が大前提というのが被告の主張か。最高裁で解雇有効が確定した場合、組合員資格を失うという理解でいいか」と被告に釈明を求めた。これは、被解雇者からの組合員資格剥奪は労働組合の原則からして許されないという原告の主張に、裁判所が引き寄せられたことを示している。

 国労弁護団の宮里邦雄弁護士は、しどろもどろになりながらも「雇用関係が大前提であることは、国鉄時代以来の扱いだ」と言い放った。直ちに傍聴席から「うそを言うな」と怒りの声が上がった。

 ストライキを禁じた公労法のもとでストを指導して解雇された組合役員を、いわゆる「首なし専従」として組合全体で守ってきたのは、国労はもとより総評労働運動にとって当たり前のことだった。そんなことは百も承知の宮里弁護士らは、国労の結成以来の歴史を偽造する暴挙に手を染めたのだ。この驚くばかりの変質は、国労本部が外注化推進の手先となり、連合合流に突き進んでいるからこそ起こったことだ。国労本部を打倒し、今こそ職場の団結を固めて10・1検修外注化阻止へ全力で立ち上がろう。

 この日の裁判に先立ち、原告の小玉さん、羽廣さんを先頭に「共に闘う国労の会」は、国労本部にほど近い新橋駅前での宣伝行動(写真)に立ち、解雇撤回へ闘う決意を示すとともに、国労本部を徹底的に弾劾した。(東京・K)

7月19日(木)
昼食は動労千葉物販のソバ トロロ その他オカズ
沢山の差し入れ
3時のオヤツ
夕食はウナギのまぶし レバニラ・チャンプルー 揚げナスのオロシ和え
沖縄のモズク酢 甘長ししとうの素揚げ
差し入れのインゲン和え
則子さん、腸の不調で再び、病院へ・・・
10時過ぎまで、延々と飲んで…


クルミちゃん、登場 →


 だ  ん   け  つ  2012年7月19日
824
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378
椎名さん カリフォルニア
反原発ツアー
 報告 (4)
 7月10日、サンタバーバラとサンルイス・オビスポで、椎名千恵子さんを迎えて、それぞれ昼食会と夕食会と食後の交流が行われた。現地の闘う仲間からの発信に基づき紹介する。
 
ロサンゼルスから北西に100キロほどの海沿いの都市・サンタバーバラではニュークリアエージ・ピースファンデーション(核時代の平和基金)の主催で12時から1時半まで昼食会が行われ、食事をしながら椎名さんの話を聞いた。椎名さんは「どうか私たちの経験から学んでほしい。すべての原発を直ちに廃止しよう」と参加者に呼びかけた(写真)。

 また福島の医療機関が放射能と病気の関係を否定し、まともな診療をしてくれないため、独立の診療所を建設する必要があること、そのための支援をお願いしたいと訴えた。椎名さんが、「ニコニコ笑っていれば病気にならない」という山下の発言や、年間被曝線量の上限が1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げられたことなどを紹介すると参加者の間から驚きの声があがった。

 さらに、椎名さんは、福島の原発事故が自然災害の結果ではなく、東電の「無知と傲慢さ」の結果であること、津波ではなく地震そのものによって原発の安全維持機能が破壊されたことを明らかにした。こうした事実はアメリカではあまり知られておらず、参加者に大きな衝撃を与えた。

 サンタバーバラからさらに北西に150キロほどのところにあるサンルイス・オビスポでは、市内のカフェ・ロマで、椎名さんを囲む会が行われ80人以上の人が参加した。主催は「マザーズ・フォア・ピース」(平和を求める母親たち)。この町は市内から2キロほどのところにディアブロ・キャニオン原発があり、反原発運動が活溌なため、椎名さんの訪問は大きな注目を集めた。(T)

山本太郎さん森川文人さん
福島大生と熱いトーク
 7月13日、紫陽花革命との連帯、また7・16結集に向けた企画として、福島大では「福大から原発と大学を考える 山本太郎さん×森川文人さんトークセッション」が開催され、福島大生が本音をぶつけ合う熱い企画として大成功しました。

 俳優・山本太郎さんと弁護士・森川文人さんが福大キャンパス中央に登場すると、副学長ら数十人が学生の結集を妨害してきました。「学生が議論して何が悪い。何十万人もの人々が『再稼働反対!』でつながっているときに、あなたたちのスケールの小ささはなんだ!」と実行委員が副学長を押し返すと、福大生がどんどんと集まってきました。

 大学当局は、「友だちを選んだ方がいい(全学連とつきあうな)」「全学連の企画に参加するな」などと宣伝しましたが、福大生の決起がこれを完全に打ち破ったのです。
 夕方の企画では、実行委員が「お二人のお話を聞いてから福島の思いを語ろう」と切り出し、参加者全体で討論するトークセッションとなりました。

 対談はとてもリズミカルで、全体がぐいぐいと引き込まれていきます。「原発に反対するにはリスクだらけ。『おまえ売名行為やろ』と言われますが、収入が減る売名行為なんて聞いたことないですよ(笑)」「でも、役者・芸能人という前に人間ですもん。生きたい。生きぬくためには声を上げるしかなくて運動をはじめました」(山本太郎さん)。

 また、福大当局が今企画のための教室貸し出しを拒否したことに、「学生が現実を見つめてアクションを起こすことを恐れている」と、福大の新自由主義大学としてのあり方を暴露・弾劾しました。

 福大生から、「危険と分かっているが、生まれ育った土地への思い入れはみな強い」という提起がなされました。「福島で生きるには」という切実な声にどう答えていくかは重大なテーマです。核心は、森川弁護士の語るとおり「責任は誰にあるのか。政府や東電だ」ということでしょう。

 発言の最後に、原発反対運動を続けてきた福島の女性から。「福島がこうなっているのに再稼働だなんて、最悪の総理。こういう時に一番立ち上がらなければならないのは地元であり若い人。未来はみなさん(学生)のものなのだから」

 福大生はキャンパスで声を上げ始めました。そして全国と結びつくために、7・16へ結集しました。次は8・6ヒロシマと全学連大会。福大生と全国学友の団結で野田を打倒して原発なくそう。(福島大・F)


三里塚芝山連合空港反対同盟 動労千葉 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議 労組交流センター
動労千葉を支援する会
3・14法大弾圧を許さない法大生の会
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」
とめよう戦争への道!百万人署名運動


7月⑨へ 7月⑪へ
2012年日誌
inserted by FC2 system