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ライブ・ライブラリー
            
古いビデオが出てきたので、少しずつ掲載していきます

国鉄闘争の火をさらに大きく” 
被災地・福島と固く結び
職場闘争で資本の支配を打ち破る
国鉄闘争全国運動の発展を!
831号~(2012.7.28~) 811号~830号(2012.6.26~7.27)
791号~810号(2012.5.18~6.26) 771号~790号(2012.4.~5.17)
 751号~770号(2012.2.~3.30) 731号~750号(2011.10.~12.24)
  711号~730号(2011.10.~12.24) 691号~710号(2011.10.14~11.9)
671号~690号(2011.9.11~10.12) 651号~670号(2011.8.11~9.10)
国鉄闘争全国運動のホームページ
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm
NAZENブログは、こちら 福島診療所建設委員会ホームページはこちら
スケジュール
 「街」 夏休みのお知らせ
12日(日)~16日(木)まで
夏休みだけど、大体、「街」~周辺にいますので、電話して下さい!
         
 8月16日(木)、PM4時頃~、
「街」の「団結・バーベキュー」をやります


おおよそ、午後4時過ぎにスタート
会費 1000円 (おおよそ飲み放題・食べ放題)


8月14日(火)
昼食は讃岐うどん 差し入れの烏骨鶏 ぶっかけうどんに
惣菜の天ぷらで手抜き 三里塚のゴーヤーの梅おかか和え

 だ  ん   け  つ  2012年8月14日  
840
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

8・9長崎、佐藤さん先頭に
野田の式典参加に怒りのデモ
 ヒロシマ大行動の高揚を引き継ぎ、その息吹を長崎に持ち込んで、8・9長崎反核・反原発闘争が圧倒的に打ち抜かれた。午前中、野田首相の平和祈念式典参加を弾劾して集会とデモが闘われ、午後には長崎反原発反戦反核集会が開かれた。

 9日午前10時から爆心地近くの城栄公園で決起集会を開いた。約80人が結集した。67年前のこの日、長崎に投下された原爆で27~28万人が直接被爆、うち7万4千人が年内に死亡した。国が内部被曝を一貫して認めていないこともあって、被爆者の苦しみは67年たった今日もなお続いている。
  集会では核戦争の元凶=帝国主義への怒りを新たにし、反戦反核をあらためて誓うとともに、何よりも福島原発事故を居直り原発再稼働を強行した野田政権への怒りが渦巻いた。この野田首相が平和祈念式典に参加し、「平和」を語るなどというペテンをどうして許せるだろうか! 絶対に許せない!

 集会で決意を打ち固め、直ちにデモに出発した。福島の佐藤幸子さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)がデモの先頭に立った。平和公園ではこの時刻に原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が行われている。デモ隊は平和公園の入り口近くで、声を限りに野田を弾劾した。その後、爆心地公園までデモした。爆心地公園には、亡くなった被爆者の遺族を始めたくさんの労働者・市民が追悼のために集まっている。デモ隊の勢いある隊列と「核をなくせ!」「野田は帰れ!」のコールは、ともに闘いを呼びかける熱烈なアピールとなった。

 続いて午後1時半から長崎県勤労福祉会館で「長崎反原発反戦反核集会」が105人の参加で開かれた。主催は8・6広島―8・9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会・長崎実行委員会。

 統一実行委事務局長の三角忠さんの主催者あいさつ、ビデオ上映のあと、佐藤幸子さんが1時間にわたって講演した。佐藤さんは、被曝による健康被害・生活・仕事・学校・家庭の問題など、福島県民すべてが今さまざまな困難に直面している現実を、自分の周りで起きていることを具体的に例に挙げて語った。原発事故は全然、収束なんかしていない。それを「収束宣言」を行って福島県民を切り捨て、原発再稼働を強行した野田政権と東電・電力資本を怒りを込めて弾劾した。佐藤さんは講演の最後に、母親の墓前で「原発を止めるまで二度とお墓参りをしません」と誓ったことを語り、「それぐらいの覚悟で私は闘っている」と強い決意を述べた。参加者は大きな拍手で佐藤さんの講演に応え、ともにどこまでも連帯して全原発の廃炉まで闘いぬく決意を固めた。

 さらに、長崎の被爆者の城臺(じょうだい)美弥子さんが発言に立った。6歳の時に被爆し被爆体験を語り継ぐ活動を続けている城臺さんは今、NAZENナガサキの先頭で闘っている。城臺さんは「8・6ヒロシマ大行動に参加して大いに元気づけられた」と感想を語り、また内部被曝の問題を政府・裁判所がずっと認めない態度をとり続けていることに怒りを表明した。そして「長崎・福島・広島・ビキニのつながりをつくり、未来のために反原発運動を進めましょう」と訴えた。
 国鉄不当解雇撤回闘争を25年間、不屈に闘う国労小倉闘争団の羽廣憲さんは「労働組合の闘いで、全原発を廃炉に追い込もう」と発言した。そして10・1JR外注化阻止を全労働者の課題として全力で取り組み勝利することを訴えた。さらに広島の被爆2世の中島健さん、北九州市への放射能がれき搬入強行に反対する地元の労働者、福島診療所建設に取り組む医師、動労千葉、青年労働者、広島大学の学生がともに闘う決意を表明した。最後にNAZEN呼びかけ人の鈴木達夫さん(弁護士)がまとめを提起し、「100万の大デモを首都東京で」「伊方原発の再稼働絶対阻止」「福島に診療所建設を」「闘う労働組合の再建を」などの課題を提起し、闘いの熱気あふれる中で集会を終えた。

 9日の闘争に先立ち、統一実行委は7日に九州電力の玄海原発(佐賀県)を訪れ、プルサーマル運転再開中止を求める申し入れと弾劾行動を闘った。翌8日に、闘う労働者・学生は長崎大学に山下俊一教授の福島派遣中止・解任を求める申し入れを行い、続いて九州電力長崎支社への抗議・申し入れ、街頭宣伝を連続的に闘いぬいた。(N)

動労西日本が、山田副委員長の
雇い止め解雇撤回
求め提訴
 8月10日、動労西日本は山田和広副委員長の雇い止め解雇撤回を求め、東京地裁に提訴した。

 山田副委員長は、2005年12月、JR西日本岡山駅に契約社員として採用され、2009年1月動労西日本に加入し、9月に副委員長に選出された。山田副委員長は、組合方針に基づき、組織拡大の取り組みを岡山駅の職場で開始した。彼の訴えに、多くの仲間、とりわけ青年労働者は共感を示した。組合掲示板を貸与されていない動労西日本にとって、ビラが唯一の宣伝手段である。組合ビラを彼は、職場の仲間に話しかけながら手渡していった(休憩時間に、休憩室で、封筒に入れた組合ビラを、一人づつ話しかけながら、相手の同意をえて手渡した)。

 ところが、職場の仲間の中に広がる共感と支持の声に驚愕したJR西日本は、このまったく正当な組合活動を嫌悪し、就業規則違反として訓告処分に処したのである。これは、労働組合の活動を禁圧する不当労働行為そのものである。そして、そればかりか、4年間でたった4回の遅刻を理由に戒告処分に処すると共に、5年の満期(2010年12月)に8ヶ月余を残して雇い止め解雇としたものである(2010年3月31日)。これは、明らかに組合の弱体化をねらった不当労働行為である。

 中労委命令は、職場内ビラ配布に対する訓告処分は不当労働行為として認定しながら、遅刻への戒告処分、雇い止め解雇は正当とする、全く矛盾した判断をしている。

 まず、本件雇い止め解雇は、解雇権の濫用である。山田副委員長は4回の契約更新を繰り返しており、まさに、反復更新により期間の定めのない雇用契約と実質的に異ならない状態にあり、雇用継続に対する期待にも合理性がある。「解雇権濫用法理の類推適用」の対象である。また、中労委命令は、契約社員制度の下では雇い止めは正当と判示しているが、このことは不当労働行為の隠れみのに契約社員制度(非正規職制度)がなっていることを示している。

 労働者の団結の拡大で、外注化阻止・非正規職撤廃まで闘おう! (『動労西日本』第61号より転載)

8月13日(月)
8・6広島報告①@movie

8・6広島報告②@movie

 だ  ん   け  つ  2012年8月13日
839
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

動労千葉が京葉車両センターで
外注化阻止の指名スト突入

 動労千葉は8月7日、京葉車両センターで働く繁沢敬一副委員長と小林俊雄さんへの不当な業務指示、露骨な組織破壊攻撃に対して、当該の2人の組合員が断固として指名ストに立った。9日にも見習指定された繁沢さんが指名ストに入った。


 検修・構内業務の全面外注化に向けた支社提案(7月24日)の翌日、京葉車両センター所長は、上記の2人を含む9人の労働者に対して、突然、仕業検査および西船橋派出の見習を指定した。見習とは配置転換のための教育・訓練だ。
 現在、2人の組合員は京葉車両センターの機動班で働いている。機動班は10・1外注化の対象からは外されており、仕業検査は外注化対象に入っている。支社提案直後に見習をやらせる狙いは、2人の動労千葉組合員を強制出向の対象とするためだ。出向に出さない場合でも京葉車両センター本区から派出に出し、動労千葉の影響力を削ぐことを狙っているのだ。あまりに露骨な組織破壊攻撃に、組合員は激しい怒りを燃やして決起した。

 8月7日早朝、組合員と支援は京葉車両センター門前に結集してスト突入集会を開催した。前日までの8・6ヒロシマ大行動に参加した組合員、さらに8時半からの勤務を控えた組合員も含め多くの仲間が駆けつけた。出勤してくる東労組の青年にスト突入を伝えるビラを手渡しながらシュプレヒコールとアピールを繰り返した。

 冒頭、長田敏之書記長がマイクを取り「この攻撃は検修全面外注化と一体だ。狙いは明白だ。京葉車両センターから動労千葉の中心メンバーを排除するためだ」と会社の狙いを暴露・弾劾した。

 ストに入った繁沢副委員長は「今回の見習指定は、外注化のための出向要員づくりだ。今日の闘いを皮切りに、全面外注化阻止へ総決起しよう」と檄を発した。7月19日付で動労千葉に加入した小林さんは「国労で30年間がんばってきた。今回、動労千葉に加入したのは絶対に職場を守りたい、仲間とともに闘いたいという一心だ」と述べ、職場の青年に向かって「出向に行くためにJRに入ったんじゃないだろ! 動労千葉に結集してともに闘おう!」と熱く呼びかけた。

 外注化の対象となっている幕張支部、津田沼支部、鴨川支部、京葉支部、さらに青年部、動労千葉を支援する会の発言が続いた。最後に田中康宏委員長が、あらためて今回の見習指定を徹底弾劾するとともに、「東労組は、組合員がこうやって出向に駆り出されることを『取り組みの成果』だなんて言っている。仲間を平気で売り渡す労働組合を絶対に許すことはできない。この闘いは、鉄道の安全と、子や孫の世代の雇用がかかった闘いだ。ありとあらゆる闘いで絶対に10・1外注化を止めよう」と訴えた。

 動労千葉は、10・1検修構内外注化阻止へ総力決起態勢に入った。この8月が勝負だ。東日本各地の車両センターへのビラまきを、さらに強化しよう。動労千葉を支援する会が発行する『外注化阻止ニュース』は現場でよく読まれ、会社と東労組を揺さぶっている。今回の露骨な組織破壊攻撃も、最焦点のひとつである京葉車両センターで青年の総反乱が起こる現実性への恐怖と反動そのものだ。東労組内部からの反乱をまきおこし検修外注化を止めよう。非正規職を撤廃しよう。(O)

動労水戸被曝労働拒否スト不屈継続! 全国から激励支援を!

 酷暑の中、動労水戸は、JR東日本水郡線営業所運輸科で強行されている気動車のラジエター除染作業に反対して、連日のストライキ態勢で闘い抜いている。7月30日の大子支部全員のストに続き、翌日からは検修職の組合員が除染作業のみを拒否する指名スト態勢に入った。

 当日朝、組合員に除染作業指示が出たらその場で指名ストに入るという、かつてない連日のスト態勢だ。31日にも1人がストに入り、8月3日、6日、7日と不屈の闘いが続いている。
(写真は8月3日。地元労組などがストに入った動労水戸への激励にかけつけた) 
 また30日のストの時には、ストに入った動労水戸運転士の代替えを巡って他労組の青年労働者がスト破りを拒否する画期的な事態も生まれている。動労水戸の闘いによって、青年労働者の被曝労働・外注化への怒りがついに解き放たれようとしているのだ。

 闘いの過程で、会社による重大な被曝汚泥の汚染隠ぺい工作も発覚した。
 8月1日、現場労働者が放射線量を測定し、ラジエター除染を行っている場所の排水溝(溜マス)の線量上昇を確認した。この事実を現場で追及するとともに作業中止を迫った。会社はこれを無視して青年労働者に除染作業を指示した。この日の作業終了後、水戸支社車両グループ副課長、大子運輸科長、助役が突如として、溜マスの汚泥の除去作業を行った。動労水戸組合員がこれを発見し追及すると、「泥が詰まったから掃除しているだけだ!」と猛然と開き直った。いざ作業を始めたら線量が上がったため証拠隠滅を図ったのだ。
 また、この間の除染作業はカッパも防護メガネも着用せず行われている。作業着も半袖で水しぶきがかかりっぱなしだ(写真)。放射能の不安を訴える現場労働者に対し、安全指導を徹底するのではなく、逆に「このくらいの作業は問題ない」とばかりに作業を行わせるのがJRだ。
 この重大事態に対して動労水戸は3日、会社に対して作業中止を求める緊急申し入れを行った。他方、東労組常陸大子支部は当初、現場の怒りに押され「安全が確保されなければ清掃作業はやらない」としてきたが、7月24日に会社が作業強行を表明すると、27日の支部大会で支部長が「作業に協力する」と会社に屈服した。現場労働者がまともな装備も付けずに作業させられているのを見てもなんとも思わないのか!

 こうしたJR東日本の安全無視と無責任は、鉄道会社としての全責任を外注会社に丸投げする、10・1検修・構内業務外注化と一体だ。労働者が被曝しようが、ホットスポットができようが、安全が破壊されようが、その責任は下請け会社に丸投げされる。JR東日本は今後、外注化をあらゆる部門で進めていくと明言している。労働組合が被曝労働も外注化もやむを得ないとあきらめた時、命も安全もより一層切り捨てられていく。

 動労水戸は、福島を始め放射能と闘うすべての人びととの連帯にかけて決起している。郡山総合車両センターでは現場労働者が放射能問題と必死に格闘している。福島第一原発の中からも非人間的な収束作業の実態を告発し闘う労働者が現れている。国会前では毎週、数十万人もの人びとが声を上げている。これらの闘いと動労水戸の闘いは一つだ。被曝労働への怒りや不安は「おれたちは使い捨てのモノじゃない」という当然の思いだ。

 被曝や出向を強制し、労働者をモノのように扱うJRに対し、今こそ腹の底からの怒りをたたきつける時だ。動労水戸は大子支部の連日スト態勢として外注化阻止決戦に猛然と突入した。全国から激励と支援を集中し、ともに闘い抜こう。(O)

三里塚芝山連合空港反対同盟 動労千葉 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議 労組交流センター
動労千葉を支援する会
3・14法大弾圧を許さない法大生の会
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」
とめよう戦争への道!百万人署名運動
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