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 被災地人民の怒りとともに民主党政権打倒!
 今こそ国鉄全国運動の発展を
 791号〜(2012.5.18〜)
771号〜790号(2012.4.〜5.17)
 751号〜770号(2012.2.〜3.30) 731号〜750号(2011.10.〜12.24)
  711号〜730号(2011.10.〜12.24) 691号〜710号(2011.10.14〜11.9)
671号〜690号(2011.9.11〜10.12) 651号〜670号(2011.8.11〜9.10)

スケジュール
国鉄闘争全国運動のホームページ
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm
NAZENブログは、こちら 福島診療所建設委員会ホームページはこちら


6月6日(水)
三里塚の産直野菜の日、ソラマメ
スナップ豌豆のスジを取ります 間引き人参
ズッキーニ
昼食は動労千葉物販のソバで、鴨南蛮そば
野菜も売れます、福島診療所・建設カンパも集まります
夕食はタンドリー・チキン 浅利と新ジャガの煮物 三里塚のスナップ豌豆
ズッキーニの炒め物
大討論会
今日の街屋台には、ここのところ「街」が大好きになっちゃった自治体労働者が初参加。

国鉄闘争全国運動のこと、反原発のこと、たくさん話をして、この労働者は6・10に参加を表明。

その後の取り組みにまで話が進みました。

反原発をはっきり掲げ、国鉄分割民営化絶対反対を示し続けている、ここへ、こうして「いっしょにやろう!」と、訪ねてくれる労働者がいる。ここにこそ、唯一の展望がある、と、今日も改めて確認することとなりました。たくさんの労働者とつながっていきましょう!6・10に大結集をつくりだしましょう!!

 だ  ん   け  つ  2012年6月6日  
803
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378
6/1法大門前での
「無罪の織田陽介君」アピール!
 無罪の織田と申します。よろしくお願いします。

 みなさん。ちょっと聞いて下さいよ。これはちょっとい言わせて下さい。無罪ですよみなさん。法政大学でこれまで119人逮捕されながら学生が立ち上がってきましたよね。僕も8ヶ月近く東京拘置所に入れられました。それも全部無罪です。国家権力が許しがたいと言うことと、でも国家権力が、弾圧してきた奴らが、最後、昨日法廷で「無罪です」って自分で言うっていう。これはもう最高に気持ちよかったです。わかりますこの感じ?

 すごいことなんですよ。国家権力だって僕たちはゆすがすことができるんです。国家権力が何をしようと、暴力をふるおうと、打ち負かすことは可能だってことを昨日改めて僕は感じることができました。
 みなさん。一言でいって今の時代、仲間と一緒に団結して立ち上がるってことは大変なことです。本当に難しいことです。原発のこと見たってそうじゃないですか。「原発がなかったら雇用がなくなるよ」こういう風に言われる。雇用が欲しければ原発に反対するな。何なの、みたいな。
 放射能も嫌だし、解雇も嫌だって当然のことを言えないわけですよ、この社会は。本当におかしい。基地がいらないって言ったら、「沖縄の人たちの雇用どうすんの」とか、こんなことばっかり言われる社会で、だけどこういう分断、分断の社会の中で、仲間と共に団結して立ち上がることさえできれば、国家権力の鼻っ柱を折ることだってできるんですよ。

 みなさん、何の為に大学来ました?就職の為、単位の為、色々あると思うんですけど、やっぱり俺たち学生は、熱く生きて、この社会の、歴史の主人公として、堂々と生きていく為に、仲間と楽しいことやって、はちゃめちゃやって、本当に素晴らしい思い出をつくるために大学に来たんじゃないんですか。俺たちの闘いって言うのは、やっぱり青春じゃなきゃいけない。仲間を守らなきゃいけない。仲間と一緒に感動して、立ち上がって、涙を流しながら生きていって、これで国家権力の鼻っ柱をへし折っていくような、そういう生き方をしなきゃいけないってことだよ。学生が、大学に来ているんだったら、やっぱ「ザ・青春」でいきましょうよ。それが俺たちの唯一の、勝利の力なんですよ。勝つ力なんですよ。俺たちの生き方なんですよ。だから今日、デモやります。無罪パレードやります。俺たち学生が「ザ・青春」で楽しく元気に、仲間と共に生きていく、そういうデモですよ。それがこの社会を変えるんです。法大の現状を変えるんです。飲酒規制ふざけるなと。仲間と酒飲んで何が悪いんだと。そういう怒りで俺たちが立ち上がるしかないんです。

 みなさん。闘っても無罪になるんです。大丈夫です。もう何も言わせません。ぜひ皆さん、共に立ち上がって欲しいと思います。

 頑張りましょう。

6/1法大門前での
「無罪の恩田亮君」アピール!

 どうもみなさん初めまして。ここ法政大学文学部哲学科出身の恩田亮と申します。最近まで僕は犯罪者を名乗ってたんですけど、昨日正式に東京地方裁判所から無罪と言われたので、今日から肩書き変えますよ。無罪の恩田亮です。

 NHKの首都圏ニュースとか2ちゃんねるとか、全国津々浦々の新聞報道で読んだ人もいると思うんですけど、暴力行為等処罰法違反という、日本史やった人はわかると思うんですけど、東大ポポロ事件というのが昔あったんですよ。あれと同じ罪名で実は我々も起訴されまして、裁判やってました。

 そして昨日、何と無罪判決を取りました。僕に関して言えば、どっからどうみても無罪としか言いようのない風貌なんで、当たり前とおもってたんですけど(笑)。

 法廷に入った瞬間に、裁判長と、判決を書くのは右陪審と言って、傍聴席から見て左側の裁判官なんですけど、彼がにやけ笑いしてたんですよ。それを見て、これはきたなと思いまして。最初はテーブルひっくり返して、退廷覚悟で抗議しようと思ったんですけど、ちょっと待って、聞いてみたら「主文、被告人いずれも無罪である」と。東大ポポロ事件は一審二審が無罪判決だったんですよ。我々もついに東大ポポロに追いついて、とりあえず一審は無罪を勝ち取りました。

 何で我々が学生運動をしているかって言うと、僕も2005年に早稲田落ちまして法政入ったんですよ。2005年まではみんなと同じように、キャンパスの内側から演説をしている人を遠目から冷たい視線を送りつつ見てたんですけど、今就職超氷河期と言われてますけど、就職できない世の中、行き詰まった世の中で、あと学費が、法政は昔は安かったんですよ。

 首都圏の私大の中でも一番安かったんですけど、今では年間100万越え。しかも学費スライド制というのがあって、年々学費が上がっていくっていう詐欺みたいな規則があるんですよ。何でこんなものができたかって言うと、それは学生運動が沈滞化しちゃったからなんですよね。学生会館がなくなって、学生運動をする人がいなくなったから、法大当局と理事会は好き放題学費を上げて、我々から年間100万近く搾り取った上に、我々から自由なサークル活動とかをさせないってことをしてきたんですよ。

 どうしたらいいかって言ったら、答えは一つしかないんですよ。参議院とか衆議院に就職率改善の為の要望書を出したりしても、何も変わらないんですよ。世の中厳しいんで、そんな紙っぺら一枚で変わるほど甘くないんですよ。じゃあ俺ら学生は何をするべきかって言うと、バリケードストライキですよ。学園を実力で封鎖して、周辺をデモして、解放区を作って、それをもって要求するんですよ。

 有名なパリ5月革命では、ソルボンヌ大学から始まったんですよね。ソルボンヌ大が最初、学費の無償化を掲げてストライキに入って、労働者が連帯して職場を止め始めて、いつの間にか国家機能が停止しちゃって、ドゴールは焦って軍隊を招集して、実力でゼネストを鎮圧しようとしたわけですよ。結果として鎮圧されたんですけど、ただ学費は値下がりしたと。

 労働者や学生が訴えていた主張は通ったわけですよ。権利ってものはそうやって勝ち取っていくものなんです。学生センターとかに紙っぺら一枚提出したところで何も変わらないですからね。監視カメラが法政には200個ぐらいありますけど、監視カメラをなくせって学生センターに一枚紙を送っても変わらないんですよ。我々は教室を実力で封鎖して、キャンパスでバリストして、政府に要求する。早い話が東大安田講堂ですよ。ああいう風に占拠すればいいんです。そうやって我々は未来を掴んでいくべきだと思います。



6月5日(火)
朝から福島診療所・建設カンパ
昼食は動労千葉のカレー
サラダ
「前進」の読み合わせ
『前進』(2538号2面)
6・10国鉄大集会へ最後の奮闘を  田中康宏動労千葉委員長が訴え
国鉄軸に新自由主義と対決し階級的労働運動を復権しよう
 国鉄闘争全国運動6・10大集会の成功に向け、5月27日に都内で開催された第2回実行委員会での田中康宏動労千葉委員長の提起(要旨)を紹介します。集会までの最後の1週間、産別を超え、職場・地域・学園・街頭で、あらゆる機会をとらえて集会への参加を全力で訴えよう。会場の文京シビックホールを埋めつくす大結集を実現しよう。(編集局)
 規制緩和が引き起こした大惨事に階級的怒りを
 闘いは一歩一歩、着実に前進しています。私自身あらためて、この運動にかけきりたい、この運動で階級的労働運動をよみがえらせたいと決意しています。6・10集会を、われわれ自身がひとつの転換をかちとる集会にしたい。
 この間、起きていることに本当に腹が立ってしょうがありません。

 一つ目は関越自動車道の事故です。あの光景を見て、尼崎事故そのものだと思いました。あれは国土交通省による殺人事件です。規制緩和したらああなることは国交省は百も承知してたんです。

 鉄道もバスもタクシーも一斉に規制が緩和されました。「事前規制型の行政はやめて事後チェック型に転換する」と。事故が起きたら人間が死ぬんですよ。事後チェックで済むんですか。
 もっと腹が立ったのはこんな大事故の直後に、航空関係で「100項目の規制緩和をする」って言っていることです。
 さらにJR西日本前社長の山崎正夫が7月1日から「安全研究所」の技術顧問になる。尼崎事故裁判で無罪になっただけでもはらわたが煮えくりかえってたんだけど、東電の開き直っている幹部と同じじゃないですか。

 
生活保護をめぐっては、片山さつきと自民党が陰謀を仕組んで、それを受けてすぐに小宮山厚生労働大臣が生活保護の見直しを宣言しました。問題は生活保護ですか? 3万人以上が毎年自殺し、2千万人が非正規職のワーキングプアに突き落とされ、年金もガタガタ。生活保護以外に生きられない人があふれている。これが問題なんじゃないんですか。問題が全部すりかえられて、ウソにウソを重ねてああいう宣伝をやっている。

 
社会が完全に壊れています。毎日、労働者が殺されています。階級的立場を研ぎ澄ますことが絶対に大事です。この腐りきった社会に対する自分の中から沸き上がる怒りこそ土台です。それを職場の仲間に訴え、具体的闘いへと組織し、すべての怒りを6・10集会に結集させたい。
  国鉄全国運動に労働運動の未来がかかっている
 では一番、何が問題なのか。日本の労働運動の崩れ方があまりにひどいことです。課題はこの一点に尽きると言ってもいい。
そうであるが故に、国鉄分割・民営化の問題、国鉄闘争にあらためてこだわり抜くことが大事です。
@ なぜか。国鉄
分割・民営化で日本の労働運動がここまで崩されたからです。総評と社会党は自ら解散し、階級的力関係が変わって膨大な労働者が非正規職に突き落とされた。すべては国鉄分割・民営化から始まった。ここをあいまいにして労働運動の前進はない。これが第一です。
A 他方、われわれがやったきた国鉄分割・民営化反対の闘いは、僕らが思っている以上に国際的に評価されている。新自由主義の民営化攻撃に正面から立ち向かい、20年も30年も団結を守り抜いてきた前例は国際的にもない。韓国やアメリカの同志から言われて「ハッ」と気がついたことです。

 一昨年の4・9政治和解と対決してこの
国鉄闘争全国運動を立ち上げたわけですが、この対抗関係の中に階級的労働運動の帰趨がかかっているんです。
 重要なことは、僕らが腹を決めて
「ここで引き下がったら日本の労働運動に未来はない」と訴えた途端、呼びかけ人の方々が「一緒に闘おう」と名のりをあげてくれたことです。けっして孤立しなかった。一昨年、昨年は「国鉄闘争の火を消すな!」と訴えましたが今年も同じではいけない。「国鉄闘争の火をもっと大きく燃え上がらせよう」ということでなければいけない。
 B もう一つ付け加えるならば、民主党政権の「成長戦略の柱」は、原発輸出、水インフラに加えて鉄道のパッケージ輸出です。野田政権が立ち上げようとしている「平成版臨調」の中心には、日航名誉会長・稲盛と並んでJR東海会長・葛西が入っている。

 
労働運動の大流動も国鉄をめぐって起きています。全労協の事務所は新橋の国労の建物にあったんですが、この5月に国労が追い出しました。全労協にいてもらっちゃ困るから、つまり国労本部が連合に行こうと腹をくくっているからです。労働運動の雪崩うつ新たな崩壊も、国鉄労働運動をめぐって起きている。やはり、ここが勝負なんです
 10・1外注化の実施阻止へ!
 こうした中で国鉄闘争が重大な決戦局面を迎えています。
 私たちはJR東日本における検修業務外注化を11年間止めてきましたが、この5月にそれが一気に動き出しました。会社は、何が何でも10月1日に外注化を強行する構えです。
 しかもこれは、東労組が5月14日に「申19号」という申し入れを出す形で動き出した。「ここで外注化に協力すれば切り捨てられないで済むかもしれない」という思惑で、まさに腐った結託体制です。東労組の現場組合員に反対の声を上げる間も与えず一気に決めてしまおうとしている。6月には妥結する腹です。

 会社も切羽詰まっています。JR東日本全体で検修部門の外注化だけが進んでない。偽装請負問題が暴露され、これまで外注化してきたものまで問題になりかねない。

 しかも、駅や検修では50歳以上の国鉄採用者が半分以上です。どんどん退職が始まる。会社は、外注化を前提にして若い人を入れてこなかったから、これから業務がどんどん崩壊し始める。
 10年間の闘いで、ここまで会社と東労組を追い詰めてきた。
ここで本当に勝負したいこの闘いで戦後労働運動がのりこえられなかった限界を超えることができるかどうか、闘って闘って組織を拡大することができるのかどうか。簡単ではないが、動労千葉としてはここにかけたい

 6・10集会は、国鉄分割・民営化の総決算、とりわけ全面外注化をめぐる最大の決戦に全面戦争を構える集会であり、この闘いを通して、階級的労働運動復権に向けた決戦を僕らのすべての力を注ぎ込んで始める総決起の場、転換の場にしたいと思っています。
 支配が崩れ落ち変革の可能性は間違いなくある
 では、労働運動を変革する可能性はあるのか。困難だけれど間違いなくあります。
 第一の理由は、支配階級が足元から崩壊しているからです。こんな支配の崩壊ぶりは見たことありません。本当に打つ手がない。自民党も民主党もダメ。だから橋下みたいなやつが担ぎ出されている。いかんともしがたい中ですべてが労働者への攻撃に転化している。
 第二の理由は、何よりも怒りの声が限界を超えて社会の隅々まで積み上がっていることです。
 第三の理由は、大震災と原発事故以降、膨大な労働者が「国家の本質」を見たことです。「こいつらはおれたちを殺すんだ」ってみんな思っている。しかも、ここまで壊れてしまっている社会を、橋下・維新の会や、被災地「特区」でさらにぶち壊そうとしている。われわれのやり方いかんで労働運動復権の可能性は絶対にある。
 求められていることは何か
 一番目は、冒頭に述べたように、新自由主義がもたらした現実、これから始まろうとしている現実への激しい怒りです。
 職場から闘い福島と連帯を
 二番目に原発被災地・福島との連帯です。福島を先頭とする反原発闘争と、反失業闘争、反新自由主義闘争の結合です。福島がたたき込まれている現実にこそ、この国の支配の本質が鮮明に示されているし、引くことができない非和解的関係にある。職場からの闘いを通して福島と連帯する。この中から間違いなく階級的労働運動の再生が始まる。
 三番目に、大阪市長・橋下の攻撃に、4大産別決戦として立ち向かうことです。こう構えなければいけない。国家財政危機なんだから4大産別です。大阪でいえば数年間で半分が首になる。今度の総選挙で橋下が勝ったら、大阪の職員条例を法制化すると言っている。これが財界の意思です。民営化・外注化阻止−非正規職撤廃の闘いはここが勝負所です。そうでなければ、いま民間で必死に闘っている仲間たちも勝てない。
 四番目に、民営化・外注化―非正規職化阻止の闘いに全力で立ち上がることです。非正規職労働者とともに立ち上がることを正規職労働者の正面課題に据えることです。
 動労千葉の外注化阻止闘争は、この点で、何とか今までの労働運動のあり方を変えたいという挑戦であり、反合・運転保安闘争の路線的な発展だったと思っています。「事故や外注化問題は労働組合の課題にはならない」と、ずっと言われてきました。でも、これを許しておいて「反合理化」を掲げてもウソになる。戦後の反合理化闘争の限界をのりこえる努力だったと思っています。
 国際連帯が画期的地平に
 五番目に、国際連帯闘争の画期的な地平です。大事なことは、いまだ小さい力ながらも私たちが信頼されていることです。なぜ信頼を勝ちえているのかを自覚的にとらえ返さないといけない。この先に階級的労働運動の復権が必ずあります。
 転換という意味では、新しい参加者がどれだけ生まれるかが大事です。発言する人も初めて来た人に向かって訴えて欲しい。そうした転換が全労働者に通用する内容を生み出していきます。

 組織建設という観点で言えば、全国に呼びかけ人をつくって全国運動を本格的な大衆運動へと発展させたい。会員2000人の突破とは、そういうことだと思います。
 6月10日に会場を埋め尽くす2千人結集をかちとるために全力で最後の奮闘をお願いします。
午後も福島診療所・建設カンパ
3時のオヤツ ビワもそのうちに食べられる
3時のお茶の後も午後も福島診療所・建設カンパ…つまり一日中、福島診療所・建設カンパ―6・10集会街宣
夕食は鰯丼 鰯の骨せんべい
新作・ミニトマトの豚ばら肉巻き 浅利の味噌汁 今日の酒は新潟の「越の誉」
ハイジと新カメさん
差し入れの山ごぼうの漬物と
リッちゃんの糠漬け

 だ  ん   け  つ  2012年6月5日
802
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378


新潟市再任用解雇撤回裁判
原告・斎藤実さん
堂々意見陳述
 5月31日、新潟地裁で新潟市再任用解雇撤回裁判が始まった。昨年3月末の解雇、そして市人事委員会での門前払い決定を粉砕する闘いが始まった。この日の第1回口頭弁論には、傍聴に駆けつけた地域の仲間たち20人と一緒に、原告の斎藤実さんが元気に出廷。裁判所と新潟市当局を圧倒する意見陳述を行った。代理人の高島章弁護士が「公務員だって労働者だ」を認めさせる裁判、定年制は憲法違反と訴えた後、斎藤さんの陳述が行われた。

 斎藤さんは3点にわたって訴えた。第一に、「私の解雇は、年金満額支給まで働くという当たり前の権利の侵害である」として、新潟市の解雇のやり方を徹底弾劾した。「私に対する狙い撃ち解雇。人事評価反対の先頭に立ってきた私を屈服させることが狙い。私が屈服を拒否したことで、解雇という強硬手段に訴えたのだ」と事態の本質を暴いた。

 第二に、「非正規公務員の置かれた現状を問い、非正規職をなくしていく闘いである」と自分の闘いを位置づけた。「大量の非正規公務員は任期を理由に雇い止めされ、モノのように使い捨てにされている。民間よりも法的保護がない。にもかかわらず、新潟市当局は『非正規の分際で雇い止めにされても文句を言うな』という傲慢さ。こんなの許せない」と訴えた。

 第三に、公務員労働者の誇りをかけて闘うことを戦闘宣言した。「橋下大阪市長の『諸悪の根源は公務員、労働組合だ』の言葉にはらわたが煮えくり返る思いだ。私は35年間市役所に勤務し、誇りを持って生きてきた。住民の安全・安心、市民生活の向上のために懸命に働いてきた。安心して働ける職場にしようと労働組合活動にも精力を注いできた。これは私にとって誇りである。新潟市は、私のこの生き方の転向を迫った。私に対する攻撃は、すべての公務員労働者にかけられた攻撃。理不尽な新潟市を徹底追及する」と、堂々と訴えきった。
 相手側の代理人はうなだれ、裁判官は傍聴者の拍手喝采を制止することもままならなかった。緒戦の大勝利である。この勢いで斎藤さんの解雇を撤回させ、原職復帰をかちとるぞ!(新潟・YS)

6・1法大包囲デモ、
無罪とったぞ!学生勝てるぞ!」のコールが席巻

 「無罪判決を勝ち取りました!」――6月1日昼休み、法大キャンパス中央に倉岡雅美さん(人間環境学部・無期停学)の声が響き渡りました。前日の5月31日には、法大暴処法弾圧裁判で全員無罪の大勝利判決を勝ちとり、その勝利をキャンパスに還流すべく文化連盟と全学連は門前に大結集しました。法大学生運動・全国学生運動に対する国家権力の全体重をかけた大弾圧に、完全勝利したのです。

 6・1第二波法大包囲デモは、無罪の勝利を謳歌し、「法大当局の責任追及!」「大飯原発再稼働阻止!」「学祭規制絶対反対!」をスローガンに掲げ、明るく、圧倒的に打ち抜かれました。
 文化連盟委員長・全学連委員長の斎藤郁真君がマイクを握り、「昨日、東京地裁において3年間、暴処法弾圧という法政大学側と争い続けてきた裁判で無罪を勝ち取りました! 本当にうれしい。今、野田首相が原発再稼働に突き進んでいる。法政大学でも学祭規制を強化していこうとしています。私たちの処分も撤回されていません。しかしながら、今回の無罪がはっきりさせたことは、学生が本気で団結して闘えば、相手が暴処法だろうが、国家権力だろうが、闘えば勝てるということです」

 メインは無罪をかちとった学生からの大アジテーション。被告団長であり、前全学連委員長の織田陽介君は「無罪はすごいことなんですよ。国家権力だって僕らは揺るがすことができる。今の時代、仲間と一緒に団結して立ち上がることが本当に難しい時代です。原発のことだって、原発に反対するなら雇用がなくなる、雇用がほしいなら反対するなって分断じゃないですか。みなさん、何のために大学に来ましたか。俺たち学生は歴史の主人公として堂々と生きていくために、仲間と生きていくために大学にきた。仲間を大事にしていかなければならない。それが俺たちの生き方ですよ」

 文化連盟の恩田亮君から「今、学費が上がっているじゃないですか。学生運動が沈静化してしまったからです。俺ら学生は何すればいいのか。バリケードストライキです。実力で封鎖して解放区にしていくんですよ」。文化連盟の増井真琴君からは「法政大学は断固として謝罪しなければならない。無罪の人間を逮捕させ、起訴し、裁判を受けさせ、そして処分するという不当なことをやってきたのが06年3・14以降の法政大学ではありませんか」と鋭く弾劾しました。

 彼らのものすごい高揚感、気迫が伝わるやいなや、続々と法大生はキャンパス中央に立ち止まり、教室、屋上から注目し始めました。公安警察は根底的に打撃を受けている。そしてデモに出発。「無罪とったぞ」「法大当局謝罪しろよ」「法大闘争絶対勝利」「学生勝てるぞ」というデモコールが、学内で闘っている法大生を先頭に市ヶ谷一帯を席巻しました。

 今回の無罪判決は4・19法大デモ弾圧粉砕に引き続き、119名の逮捕―33名の起訴という弾圧体制そのものを粉砕し、新自由主義の団結破壊の攻撃に対し、闘って勝利できることを3万法大生、全国学生に示しました。この勝利から法大生への全不当処分撤回、学祭規制の撤廃、学生自治会復権へ全学連は猛然と闘いぬきます。(首都圏学生・K)


三里塚芝山連合空港反対同盟 動労千葉 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議 労組交流センター
動労千葉を支援する会
3・14法大弾圧を許さない法大生の会
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」
とめよう戦争への道!百万人署名運動
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