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 被災地人民の怒りとともに民主党政権打倒!
 今こそ国鉄全国運動の発展を
 791号~(2012.5.18~)
771号~790号(2012.4.~5.17)
 751号~770号(2012.2.~3.30) 731号~750号(2011.10.~12.24)
  711号~730号(2011.10.~12.24) 691号~710号(2011.10.14~11.9)
671号~690号(2011.9.11~10.12) 651号~670号(2011.8.11~9.10)

スケジュール
国鉄闘争全国運動のホームページ
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm
NAZENブログは、こちら 福島診療所建設委員会ホームページはこちら


5月28日(月)
夕食は差し入れの冷麺 でも涼しいから参鶏湯も
冷奴も登場 リッちゃんの糠漬け 差し入れの山桃酒
底にミッちゃん登場 ブーちゃん、至福の顔


お礼とご報告(4.19学生弾圧救援会より)
文化連盟ブログより転載
お礼とご報告 (4.19学生弾圧救援会) 2012-05-27

 「原発いらない! 4・19法大包囲デモ」において、公務執行妨害容疑で不当逮捕されていた大学生=A君(21歳、明治学院大学社会学部在籍)が、この度無事釈放されました。5月10日16時過ぎ、勾留満期である23日ギリギリの不起訴奪還です。カンパや激励等、様々な形で救援活動を支えてくれた多くの皆さまのご厚情に、心より深謝致します。

公務執行妨害の事実はなかった
 不起訴釈放を受けて、私たちが改めて訴えなければならないことは、「やはり、公務執行妨害の事実はなかった」という点です。検察官記録によるとA君は、デモ行進の規制整理活動に従事していた警察官=影山浩二巡査部長(39歳、第8機動隊第2中隊所属)の右顎を左手手拳で殴打し、また、左鎖骨を右手手刀で殴打したことになっています。しかしながら、このような事実無根の嘘で人を起訴することはできなかった。実際4月19日に現場で起きていたこと、それは、警視庁公安部及び機動隊によるデモ隊列への過剰な圧縮行為、挑発行為であり、A君は、これら不当行為に対してデモの正当な権利を主張する過程で、公務執行妨害をデッチ上げられた、というのが事件の真相であります。

 本件が法大学生運動潰しを企図した「不当逮捕」であることは、A君を逮捕・勾留した公安刑事、公安検事自身、よくご承知のことだったと思います。勾留された23日間、A君は毎日長時間にわたる取調べを強制されましたが、公務執行妨害の被疑事実に関する案件はほとんど一切聞かれなかったからです。代わりに、警視庁公安部の杵月警部補や東京地検公安部の石塚検事は、「○○は人間のクズ」「○○はアバズレだ」といったA君の友人・知人への罵倒、「弁護士の○○は最低な奴だ」といった弁護士への人格攻撃を繰り返していました。更には、「学生運動をやめろ」「お前らの未来は連合赤軍だ」といったA君の思想信条に踏み行った恫喝を飽くことなく繰り広げていました。また、「○○は始めのうちはビラまきに来ていたが最近はもう来ない。お前のことを見捨てた」といった事実とは異なる嘘も、A君に周囲への不信を煽り、交友関係にヒビ入れるため平然と繰り返されました。

 このような取調べを騙った非道卑劣な転向強要こそ、本件が政治弾圧であることの何よりの証左です。警視庁検察庁両公安部に対し、私たちは満腔の怒りをぶつけたいと思います。また、警備委託や被害届の提出といった形で、この間一貫して(119名もの!)学生を公安当局へ売り渡して来た法政大学に対しては、怒りを通り越して絶望しています。かの大学は、「公安警察との結託」という教育機関として決して踏み越えてはいけない一線を、もはや踏み越えてしまっているのです。

「119名逮捕33名起訴」という法政大学の異常性
 今、かつての法政大学を知る多くの法大OBが、「どうしてこんな大学になってしまったんだ?」と首をかしげています。2006年3月14日の29名一斉逮捕を皮きりに、今回の逮捕に至るまで、法政大学では、述べ119名の逮捕者、33名の起訴者、ふた桁を超える停学・退学処分者が出現しているからです。かつて「自由と進歩」を謳った学園は、今日では、「処分と逮捕」に明け暮れています。「119名逮捕、33名起訴」、一見して異常な数字です。

 これらの数字は直接的には学内でのビラまき・立て看板規制や、文化連盟などサークル本部団体の公認取り消し、あるいは学友の不当処分に対する抗議活動を通して積み重ねられていったものです。その意味で、法政大学の一学園問題として片付け易くはある。しかしもっと大きな視点で見たときに、これら学生側と大学側の対立は、一学園内での抗争に収斂されない普遍的な問題を孕んでいると私たちは考えます。それは新自由主義の問題です。

 高騰する学費、それによって強いられるアルバイト漬けの生活、奨学金という名の借金、ビラや立て看も許されない不自由なキャンパス、規制・検閲されるサークル活動、内定率が6割を切る中、早期開始を強制される苛烈な就職活動などなど、今日本の大学生は自らの足元を揺るがす困窮に悲鳴の声を挙げています。一連の法大抗争とこれらの困窮に共通するのが、学生の自主性や主体性といった裁量権をないがしろにし、学生を「自ら学び行動する存在」から、「管理する存在」に陥しめようとする資本の要請です。つまり、現在の大学は、学生を教育サービスを購入した消費者として捉えており、そこで追求されているのは消費者を「いかに管理し易くするか」という営利本位の視点に尽きます。学費や奨学金や就活は、学生の手足をあらかじめ縛る、絶好の人質なのです。逆に言うと、くだんの119名の逮捕学生は管理しようにも管理できない「クレーマー」として、暴力的に駆除されていると言えます。

 法政に限らず、今全国の大学は、左翼運動を始めとした、自らの営利活動の妨げとなる恐れのある一切の要素を大学から除去しようとしています。しかし大学は本来、そんな研究棟の無菌室のような小奇麗で殺伐とした空間なのでしょうか。多種多様な人種が共生し、種種雑多な表現が交錯する、魅力的な公共空間であるべきなのではないでしょうか。そのために必要なのは、資本の営利や世俗の権力との一定の距離観であり、中立性なのではないでしょうか。批判精神の源泉はそこにこそ宿るのではないでしょうか。

 弾圧は一つが全部で、全部が一つです。すべての学生・教職員・市民は、法大を「学生管理のモデルケース」としないための闘いに立ちあがって欲しいと思います。治安警察である警視庁公安部に大学が浸食されている危険性を、これ以上看過してはなりません。

おかしいことには「おかしい」と言い続ける
 20年にわたる軟禁生活ののち、先日解放されたミャンマーのアウンサンスーチ―氏は、「本当に価値あるものは簡単には手に入らない」と、あるインタビューに答えています。

 憲法に明記されている「表現の自由」や「学問の自由」も、ある日たなぼたで落ちてきたわけではなく、多くの先人達が体を張り、血を流して勝ち取って来た権利です。私たちは憲法の条文にあるから無条件無前提にこれらの自由を謳歌できるわけではない。権利を実践することの中でしか権利は継続しません。おかしいことには「おかしい」と言い続けることが何より大切です。

 救援会としての活動はA君の釈放をもって終わります。しかし、次なるA君を生まないためにも、今回の救援活動に集った各人が今後も問題意識を継続して持ち、各々の現場に戻って行きたいと考えます。警視庁公安部、東京地検公安部を筆頭とした表現の自由を愚弄する一切の勢力に、私たちは抗議します。学生を警視庁公安部に売り渡し続ける法政大学の悪政を、私たちは許しません。

 救援活動への多くのご協力、本当にありがとうございました。

4・19学生弾圧救援会

 だ  ん   け  つ  2012年5月27日
798
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

八尾北医療センター明け渡し裁判
全面勝利判決
もぎとる!
 「原告の請求を棄却する。訴訟費用は原告の負担とする」。5月24日、大阪地裁202大法廷で、民事12部・髙橋文淸裁判官ははっきりした声で判決主文を読み上げた。一瞬の沈黙の後、大法廷を埋めつくす傍聴団から喜びが一気に爆発する。「勝った、勝った!」「やったー」「団結の勝利だ」と歓声が上がり、拍手がわき起こった。手を取り合い、抱き合い、涙ぐむ人も。口々に喜びの声が飛びかった。

 八尾北医療センター明け渡し弾劾裁判闘争は、1年半の闘いを通して、裁判所をしてついに原告・八尾市の八尾北明け渡し請求を棄却させ、八尾北労組・西郡支部、八尾北命と健康を守る会、すべての労働者の全面勝訴を勝ちとった。

 大法廷を埋め尽くした傍聴団は、弁護士会館で勝利報告会を行った。藤木好枝八尾北労組委員長は、「私らの力が前進し、団結の力が八尾市をうち破った」「地区協をぶっ飛ばし、われわれが主流派となってムラと地域と八尾市の労働者と結びつき、西郡の更地化をぶち破り、橋下打倒へ、新しい闘いの出発です。勝てる時代が来た」と勝利感に溢れて話した。

 弁護団、八尾北労組員、支部員、守る会の住民一人ひとりが喜びと決意を語った。団結は固まり、1~4月決戦に続く新しい勝利の一歩が踏み出された。この勝利をテコに6・10国鉄大集会の大成功へ突き進もう。(八尾北・A)


自治労中央委で
フクシマの怒り、
橋下への怒り

ほとばしる

 5月24日、翌日まで福島市内で開催される自治労中央委員会会場前に、労組交流センター自治体労働者部会、被災地の福島と宮城の労組交流センター、全学連は16人の部隊で登場し、宣伝活動をやりきった。

 「フクシマの怒りと結びつき、新自由主義と闘う労働組合の再生をかけた国鉄闘争全国運動6・10集会への大結集をもって、再稼働阻止・全原発廃炉と公務員全員解雇・総非正規職化狙う大阪・橋下打倒に総決起しよう!」――福島現地の仲間を先頭に、マイクを通して口々に発せられる仲間たちの熱烈な闘いのアピールは、全国から来た多くの参加者の心に響き渡った。

 その結果、開会前のわずか1時間ほどの間に大多数の参加者がビラを受け取り、集まったNAZEN署名は90筆に達した。原発立地県の単組代表をはじめ、みな次々と署名に応じ、福島診療所建設の訴えに真剣に耳を傾けた。

 新自由主義に対するフクシマの根底的な怒りと結びつくことが、労働運動の再生にとっていかに決定的なことか。中央委員会初日の議論においても、福島現地からは「帰村」宣言と役場や小学校の再開、除染業務など被曝労働の強制の中での自治体労働者の苦しい状況が報告され、青年部からは「大飯原発再稼働阻止を本部は表明すべし」との意見が出された。

 また、特筆すべきは、橋下「維新の会」への怒りだ。大阪の現業組合員をはじめ「橋下打倒署名はないのか」という声が多く聞かれた。みな橋下の公務員攻撃に怒りをたぎらせ、闘いの方針を求めているのだ。どんなに自治労中央本部が民主党政権を支える下僕となるまでに腐り果てようと、現場には抑えがたい怒りと闘いの意欲が満ちているということだ。断固、ここに確信を持ち切って、職場から階級的労働運動をよみがえらせよう。6・10国鉄闘争全国運動集会の大結集をかちとろう。(OS)

5月27日(日)
夕食は残りのご飯で、枝豆・茗荷・白
須、大葉の混ぜご飯
鮭より安い養殖ブリの塩焼き 浅利の味噌汁
ハネやん特製・ゴーヤー・チャンプルー 冷奴
リッちゃんの糠漬け 酒はエビスビール
食後「街」屋台。やってれば福島診療所・建設カンパ入ります。やってなければ
入らない。「やってれば変わる。やってなければ進まない」この事を知らされたのが、
新鮮だ。カンパ累計で、26万円ほどになりました。
やってると、

色んな人たちが集ってきます。

いろんな出会いがあります。

また明日もやります
●暴処法弾圧粉砕を!

 来る5月31日、法大「暴処法」弾圧裁判の判決公判が行われます。すべての皆さんの結集を訴えます。

 法大「暴処法」弾圧とは、2009年に文化連盟と全学連に対してかけられた大政治弾圧です。不当処分された学生の入構禁止を通告する看板が破壊されたことに対して法大当局と国家権力が結託して、治安維持法とセットで戦前に作られた「暴力行為等処罰に関する法律」という労働運動・学生運動の弾圧にのみ存在してきた法律をつかって10名を超える学生を不当逮捕し、上記5名の学生を起訴して今日まで裁判が続けられています。

 その核心は、「教育の民営化」と対決する文化連盟の闘いが法大当局を追いつめていることへの大反動であり、資本主義が最末期的に崩壊のふちに立たされている中での国家権力の最後のあがきそのものです。

 法大では2006年以降の6年間で119名の不当逮捕、33名の起訴、10名を超える退学・停学処分という未曾有の弾圧をうち破って、文化連盟と全学連を先頭に学生運動が不屈に闘いぬかれています。

 それは学生から自治を奪い大学が金儲けのみを追求していく「教育の民営化」との闘いであり、学生が団結して大学を奪い返していく闘いです。そして今や法大の闘いは3・11原発事故で明らかとなった大学の腐敗と真っ向から対決し、フクシマや沖縄の怒りと結合して学生が大学を変え社会を根底から変革していくものへと発展し、全国に拡大しています。

 4・19法大闘争ではついに学内から学生反乱の火の手が上がりました。「暴処法」をも跳ね返して法大闘争は発展しています。

 不当判決を許さず、法大闘争の更なる発展へ! 公判への結集を是非よろしくお願いします。

法大「暴処法」弾圧裁判判決公判
場所:東京地裁
時間:5月31日(木)12:30集合
※傍聴券配布のため裁判所脇に集まっ て下さい。

法大「暴処法」弾圧裁判報告集会
場所:弁護士会館10階1003A
時間:5月31日(木)18:00~

 だ  ん   け  つ  2012年5月26日  
797
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378
秋田で再稼働許すな!
第5波デモアクション
 5月20日、原発反対・秋田デモ実行委員会による「今こそ廃炉だ! 再稼働やめろ! フクシマと団結しよう!」のスローガンを掲げた駅前一周の第5波反原発デモアクションが闘われた。この企画は、原発を何がなんでも再稼働しようとする動きに対抗して、「今ここで声をあげなくてどうするんですか!」という青年労働者の強い要望を受けて、4月末に実行委員会を開催して取り組まれたものです。

 14時からのデモ行進の前に、3名の仲間による熱い一言アピールが発せられ、フクシマから避難している子供連れのママさんたちを中心に30名を越える仲間が結集してアクションに打って出ました。
 「原発いらない! 再稼働やめろ! 東電うそつき! 値上げをやめろ!」「汚染ガレキは持ち込むな!」等の明るく元気なリズムコールは全参加者を一体化させ、政府と電力各社を直撃するものとなりました。

 このかん、実行委員会は、連合メーデーを始めとして駅前や職場での2500枚に及ぶビラ配布と署名活動を粘り強く展開してきた。しかも19日から22日の4日間に渡って、汚染ガレキの「試験焼却」が市内で強行されようとしている。その結果マスコミの注目するところとなり、当日は地元有力新聞社とTVスタッフが、デモ行進と参加者に対する取材活動を熱心に行って、夜のTVニュ-スによる映像報道や翌日の新聞記事に掲載されるなど大きな反響を呼び起こしました。

 ビラをみて初めて参加した仲間を迎えた交流会も盛り上がり、「もっと仲間を集めてまたやろうよ!」という意見が出て、次の実行委員会開催が待ち望まれています。全原発をなくすために団結して闘おう!(秋田・TK)



「裁判員も原発も即時廃止だ!」日比谷集会に全国から950人

 裁判員制度が施行されてちょうど3年目の5月21日、東京の日比谷公会堂で「裁判員制度廃止!全国集会」が開かれた。主催は「裁判員制度はいらない!大運動」。全国から950人が参加し、多彩なプログラムで裁判員制度廃止へ一層闘う体制を打ち固めた。

 集会は、交通ジャーナリストで「大運動」呼びかけ人の今井亮一さんの開会あいさつから始まった。

 今井さんは、「国民を罰則付きで裁判に参加させる――こんな『国民参加』はない」「『手直し』は国民の手で裁判員制度を廃止するところから始めよう」と呼びかけた。

 集会のメイン企画として宮本弘典さん(関東学院大学教授、刑法学)が講演を行った。宮本さんは40分間の講演で、「疑わしきは被告人の利益に」などの近代刑事裁判の理念形成の歴史を語り、裁判員制度がそれを根底から覆すものであること、そして裁判員裁判登場の時代的背景として、体制の危機と新自由主義、財界の要求、「福祉国家」から戦時国家への転換の問題などを指摘した。そして結論として、裁判員裁判は、①危機管理国家の治安管理装置である、②戦時下の社会防衛装置であり被告人を法的・道徳的に市民社会から追放するものである、③簡易・迅速・重罰化で、刑事裁判をますます国家の支配の道具とするものである――と徹底的に断罪した。したがって、「一切の見直しや修正などナンセンスだ。裁判員制度は、原発や自衛隊と同じく、いかなる妥協も譲歩もなく、即時廃止以外にない」と結んだ。切れ味鋭く明快な宮本さんの講演に、参加者は圧倒的な拍手で応えた。

 続いて3D寸劇「インコライダー、怪人サイコウサイの野望をうちくだけ!」が上演された。劇の筋書きは、おなじみ「裁判員いらなインコ」と大運動が、最高裁、法務省、マスコミ、日弁連の結託体制と闘って追い詰めるもの。プロの劇団員に落語家の林家時蔵さんも加わった寸劇に、会場は笑いと拍手に包まれた。

 さらに、各界の3氏がビデオレターを寄せた。蛭子能収(えびすよしかず)さん(漫画家)、崔洋一さん(映画監督)、山本太郎さん(俳優)が、裁判員制度になぜ反対するか、生活者の立場、表現者の立場、原発と裁判員制度のことなど、それぞれの裁判員制度反対の思いを語った。

 集会が最高潮に盛り上がったところで、全国で反対運動を闘ってきた人々が旗や横断幕を広げて壇上に勢ぞろいした。北海道から九州まで約20団体がこの間、裁判所抗議や学習会、講演会、街頭宣伝など地道な闘いで廃止運動を広げてきたことが紹介された。海外からも韓国・民主労総の労働者が集会に参加しともに闘っていることが紹介された。さらに、この3年間に通知を受け取った8人の裁判員候補者が登壇し、それぞれの思いを述べた。8人が一斉にボードを裏返すと、「一人の拒否をみんなの拒否へ!みんなの拒否で制度の廃止!」のスローガンが鮮やかに現れた。

 勢ぞろいした各地の会と裁判員候補者をバックに、大運動呼びかけ人の高山俊吉さん(弁護士)がまとめと行動提起を行った。「裁判員制度は惨たんたる状況です。85%が拒否している。私たちが頑張ってこの状況をつくってきた。一人の拒否からみんなの拒否へ、実際に廃止する段階へさらに闘いを進めよう」「勉強し行動しよう。今こそしのぎを削る闘いを!」と明るく結んだ。

 権力、日弁連執行部、マスコミ一体の「施行3周年」の推進キャンペーンを打ち破る日比谷集会の大成功は彼らに強烈な打撃を与えた。原発も裁判員制度も人民の9割が反対している。こんなものは即刻廃止だ! 集会の成功をばねに各地で闘いを強化し、裁判員制度の息の根を止めよう。(N)

5月26日(土)
お赤飯の差し入れ
昼食は前夜の大量な残り物で
3時のオヤツはスイカ 冷麺の差し入れ
今日も行きます、

福島診療所・建設カンパ
夕食は差し入れのお赤飯


買ってきた鯵と大葉のフライ、


チーズコロッケ
フルーツトマト


ブロッコリー
「街」分会のホームページが50万件のアクセス数になりそう!!

今日もたくさんの「福島診療所カンパ」が集まります!土曜日、ということもあり、みんなで総力を挙げてアピールしている、ということもあり、たくさんの人たちがカンパをしてくれています。久しぶりの「福祉労働者」が通りかかり、その労働者もカンパをしてくれました。「そちらの福祉事業所現場はどうですか?」と、訊いたところ、「忙しすぎて、もう、ボロボロ!」と、教えてくれました。「毎週、月曜日になると“辞表”を出そうか、と本気で考えるくらい」と。残業は当たり前。ぎりぎりの人数でまわしているので、職場がぎすぎすしていて、お互いを思いやるとか、協力してチームワークで仕事をこなす、なんて雰囲気じゃない。みんな余裕がなくって、「早くしてください!」「さっさと、 やって!」なんて言われてるうちはまだいい。そのうち「この人は仕事がのろい」と決めつけられて、仕事から外されたり、口をきいてくれなくなる。ほんとにきつい!もう、辞めたい!・・・と話してくれました。

そのうえ、職員研修だの、学習会だのに強制的に行かされる。もう、つらい!、とのこと。

どこも、大変な状況です。ましてや、労働者の団結が破壊され、お互いが競争させられている職場では、過酷ともいえる現実があるようです。

いまこそ、闘う労働組合を復権させましょう!労働者の団結で、こんな社会をひっくり返しましょう!

5月25日(金)
昼食は卵サンドとホットサンド、バナナ・ヨーグルト、キャベツとソーセージのスープ
福島診療所・建設カンパ
街」上映会、第2弾! 
西山正啓監督/ドキュメンタリー「恨(ハン)を解いて、浄土を生きる」(85分)
5/25(金) 午後6時半~ 参加費:1.000円
   
きょうは、西山監督の映画上映会。

この日を楽しみにしていた人たちが、集まってきました。

初参加の若者もいます。

上映の後は、お楽しみの「交流会」です。

映画の感想、参加者の自己紹介、監督がこの映画にかける思い・・・・たくさん討論して盛り上がりました。

福島の現状や、それとつながる沖縄の今。監督が表現したかった、という、基地問題以外の「沖縄」。

討論の中では、3・11がみんなの生き方をガラッと変えた、みんなが生き方を問われ、自らを変えていった、ということが話され、初参加の若者も「初めて聞く話ばかりです」と、興味津々でした。
西山監督、到着 夕食は焼き肉 豚カルビ
三里塚の里芋とイカの煮物 三里塚のカブの和え物 沖縄の島ラッキョ
タンドリーチキン 差し入れのヤマゴボウとニンニク漬 生キャベツ

 だ  ん   け  つ  2012年5月25日
796
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

北九州放射能汚染がれき試験焼却大反撃、搬入実力阻止したぞ!
 
 私は、5月22日、北九州市での放射能汚染がれき試験焼却阻止の闘いを先頭で闘いぬきました。

 私たちの仲間は、搬入が予定された5月22日の前夜から、「放射能ガレキNO」の横断幕をかかげ、焼却予定の日明(ひあがり)焼却工場前に陣取りました。午前9時。6台の汚染ガレキを載せたトラックが工場前に到着。トラックに体当たりをして止めるところから闘いの火ぶたを切り、さらにトラックの列の間に私たちの車を突入させ、トラックを完全にストップさせました。「やったぞ!」の歓声が上がり、これに市の環境局や警察はあわてふためいたことはいうまでもありません。

 長時間のにらみ合いが続いた午後4時すぎ。環境局が「業務妨害」の警告を行い、警察隊が一斉に襲いかかってきました。私たちは、トラックの前に座り込んでスクラムを組み闘いました。警察隊の暴行は容赦ないものでした。参加していた妊婦を押し倒し、足を踏みつける有様です。この暴挙に市の環境局職員も加わっていました。

 負けてたまるか! 若い女性は、排除されても泣きながら何度も舞い戻り、トラックにしがみついて抵抗しました。怒号が飛びかい、けが人も多数出ました。だが、固いスクラムを簡単に崩すことができません。体を張った青年、高齢者、そして女性たちの闘いは50分にも及びました。

トラックの前に身を投げ出した青年など、2人を不当にも逮捕し去った蛮行は本当に許せません。

 私たちは、がれき搬入後に出てきたトラックを止めて荷台の線量計測を行いました。何と0・6マイクロシーベルトもありました。驚いて「全員マスクをしてください」という大声が飛ぶほどでした。

 夜になって機動隊が増員され、100人に膨れあがった反対派を抑え込む形で、残りのトラック22台が搬入されました。本当に悔しいです。でも誰も負けたとは思っていません。それは、8時間半にわたって放射能汚染がれきの搬入をぶっとめた素晴らしい闘いを実現したからです。この闘いは、全国、否、全世界の反原発勢力、何よりも北九州市民に勇気と感動を与えたと思います。友人からの「すごいぞ、よくやった」「お前たちの闘いは世界中発信されているぞ!」というメールが何本も届きました。北橋市長は墓穴を掘りました。警察の力を借りなければ試験焼却ができない――この蛮行こそ、放射能汚染がれき試験焼却の不正義性を凝縮するものです。
   前日の闘いもすごいものがありました。避難者が中心になって組織した豊島耕一佐賀大教授や俳優の山本太郎さんなどをそろえた「市民検討会」の陣形はとても立派でした。

 放射能汚染拡大を阻もうとする反原発パワー、子どもを守ろうとするお母さんたちのパワーにも圧倒されました。
 市民検討会を途中で切り替え、山本太郎さんや避難者、焼却工場周辺住民を先頭に市庁舎に向かったデモ隊が、みるみるうちに500人に膨れあがっていったのにはびっくりしました。デモ隊は、市庁舎に着くや非常階段を5階まで一気に駆け上がり、市長に面会を求めて秘書室前を占拠。

 さらに子どもを乗せた乳母車10台を並べ1階ロビーを埋め尽くし、「北橋でてこい!」のコールをあげる姿にはふるえが来るほどでした。北橋市長は、23日の定例記者会見で「6月タウンミーティング開催」を表明し、「6月末決定をずらすこともありえる」などと言い出しています。5・21―22の闘いの威力は絶大です。この力を何倍も強化し、6月市議会での「受け入れ決定」と「本焼却」をぶっ止めようと思います。(NAZEN福岡・A)


三里塚芝山連合空港反対同盟 動労千葉 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議 労組交流センター
動労千葉を支援する会
3・14法大弾圧を許さない法大生の会
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」
とめよう戦争への道!百万人署名運動
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