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 被災地人民の怒りとともに民主党政権打倒!
 今こそ国鉄全国運動の発展を
  751号~(2012.2.23~)
731号~750号~(2012.1.5~2.22)
  711号~730号(2011.10.~12.24) 691号~710号(2011.10.14~11.9)

スケジュール
国鉄闘争全国運動のホームページ
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm
すべての原発いますぐなくそう!全国会議
NAZENブログは、こちら
住宅追い出し・病院つぶしの更地化粉砕!
道州制・特区攻撃、改憲・労組破壊の橋下打倒!
すべてを奪い返すぞ!
3・18全国総決起集会
 3月18日(日)午後1時~3時(集会後デモの予定)
 八尾市幸町五丁目第1公園(大阪府八尾市幸町5―12―1)
 近鉄八尾駅(準急停車)下車。北口6番バス乗り場から萱島行き(11時45分発)またはJR往道行き(12時13分発)で西郡新町下車、東へ徒歩5分。駅からはタクシーで約1000円]
 主催/八尾北医療センター労働組合 部落解放同盟全国連合会西郡支部
第3誘導路粉砕・市東さんの農地を守ろう!
 フクシマ連帯・原発再稼働許すな! 
TPP(環太平洋経済連携協定)反対!
 軍事空港粉砕・改憲阻止!
3・25三里塚全国総決起集会
 3月25日(日)正午
 成田市天神峰 反対同盟員所有畑
 主催/三里塚芝山連合空港反対同盟

3月14日(水)
強制執行来るなら来い!岡邨さん宅に横断幕! 2012年3月13日 (火)
部落解放同盟全国連西郡支部のホームページから転載

強制執行来るなら来い!
岡邨さん宅に張られた横断幕!
更地化への怒りはとめられないぞ!
すべてを奪いかえすぞ!
この岡邨さんたち家族の決意と団結し、明日3月14日7時から八尾北医療センターに集まろう!
3.18全国総決起闘争に決起しよう

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朝から、断固強制執行阻止の闘いをやり抜きました。団結の力に恐れをなした当局と権力は、「本日の執行は中止する」と通告してスゴスゴと逃げ帰りました

オカムラさん先頭にものすごい勝利感に包まれてます[力こぶ]
この勝利をテコに3・18の大結集をかちとりましょう

執行官が11時に来て、部隊の弾劾の前に中止と言って帰りました。何時に来るか、日を変更するかわからない。オカムラさんが勝利宣言。
昨夜のこと…数年ぶりに、郡山で再会した大好きな西山正啓監督が登場。
4月に「街」で上映会をします
昼食はイワシ丼
「街」分会の「前進」縦看を見て、感動する昔の全共闘世代!
街の店頭に「前進」が掲示してあります。それをじっと読んでいる労働者を発見!
早速声をかけてみました。
その労働者は今週号の記事を指差して「この内容がいいねぇ!」
張り出してある「前進」を立ち読みではありますが、よく読んでいたらしいのです。
聞けば、派遣でこの仕事をしているけど、来月からは他の業者がこの仕事を入札で競り落としたので、自分たちは“クビ”になるという。
「来月からは失業、がきまっているんだ」
しばらく話しましたが、今の社会に怒りがいっぱいです。
私たちの差し迫っている「障害者自立支援法」のことも知っていたようで、障害者も働け、働け、という国の方針にも、一緒に怒り!です。
3・11郡山のこと、国鉄闘争・動労千葉、三里塚のこと、いろいろ立ち話をして再会を約束しました。
3時のオヤツ
夕食は800円のステーキ ミモザ・サラダ 全粒粉パスタのペペロンチーノ
三里塚の産直の赤リアスからし菜を

サラダで! 絶品リアス(rias)は

入り組んだリアス式海岸線のこと。

葉の切れ込みが深く、不規則でほんのり
スパイシーなところからついた名前。

残りご飯でシーフード・リゾット


 

 だ  ん   け  つ  2012年3月14日  
761
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

「基地島」沖縄から反原発! NAZEN沖縄結成される
 3月11日、NAZEN沖縄の結成集会が那覇市の八汐荘で開かれました。

 この結成集会にはNAZENの全国呼びかけ人の福地廣昭さん、国鉄闘争全国運動・沖縄の崎浜秀俊さんも参加され、活発な論議が交わされました。そして3・11福島県民大集会と連帯し、沖縄からも2人の仲間が参加していることが報告されました。
 最初に主催者からNAZEN沖縄結成の趣旨が報告され、「子どもたちの命が脅かされている。原発は殺人兵器だ。沖縄は非正規労働者が多い。『命よりお金』という新自由主義の最たるものが原発。軍事基地も同じだ」と怒りを込めた訴えがなされました。3・11一周年の今日から、沖縄の地で新たな反原発運動を開始することを全体で確認しました。

 福島からは、福島診療所建設委員会事務局長の渡辺馨さん、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク代表の佐藤幸子さんのメッセージが紹介されました。

 討論で福地さんは、NAZEN沖縄の結成の意義を語ってくれました。また崎浜さんは核の平和利用論を批判し、労働者と絶対に相容れないことを強調し、NAZEN沖縄の結成を誇りに思うと発言されました。多くの参加者から、原発推進派に対する怒り、福島の被曝の現実への怒り、「命よりお金」という新自由主義への怒りが表明され、そして沖縄は「基地の島」「非正規の島」であり、特区攻撃に対し非正規撤廃、原発反対、基地反対で闘えるのは労働組合だという意見が活発に出されました。

 そして最後に、結成宣言を全体の拍手で確認しました。フクシマの怒りを共有して、職場での実践を決意して闘いを始めよう! (M)
3・11高崎に2500人、
群馬で最大の反原発統一行動に
 3月11日、群馬では「力あわせる200万群馬 3・11さよなら原発アクション」が2500名の参加で大成功した。昨年4月以来、集会・デモ・学習会・講演会などを精力的に繰り広げてきた「原発とめよう群馬」の呼びかけに、平和運動センター、県労組会議(全労連系)、生活クラブ生協など80余りの団体が組織的な賛同と取り組みをもって応え、この日の統一行動が実現した。3・11以来、群馬で最大の結集となった。

 高崎市役所前の城址公園の会場には、各団体がにぎやかに店を出し、労働組合の旗が並んだ。プレイベントでは来月出産予定の女性の司会進行のもと、地元のミュージシャンや制服向上委員会が演奏して盛り上げる。
 本集会では在日の女性と無農薬野菜を作る青年が司会を担当。集会では医者、保育労働者、議員などがそれぞれの立場から訴えた。とりわけ福島(いわき市)から群馬県に避難してきている女性は「福島県民は被曝の実験材料にされている。これだけの犠牲があるのに、また安全神話をつくろうとしている。未来の子どもたちのために、私たちの責任で原発をなくし、ずっとフクシマとつながり続けてほしい」と呼びかけた。集会宣言は「私たちは、日本から原発のなくなる日まで行動しつづけます」と結んだ。デモはサウンドカーを先頭に、高崎の中心街をにぎやかに行進し、多くの市民、学生などが手を振って応えた。デモ終了後も歌や踊りが繰り広げられた。(群馬・し)

3・11、長崎でも
反原発集会に
1000人
 3月11日、福島原発事故から一年、福島で1万6000人の集会が高揚して開催される中、長崎でも同時刻に「さようなら原発1000万人アクション・ナガサキ」による「さよなら原発3・11ナガサキ集会」が開催され、長崎の労働者市民ら1000人が参加し、高揚しました。

 NAZENナガサキもこの集会に参加し、福島集会と連帯して集会とデモをともに闘い、原発の即時廃止を訴えました。

 長崎では、隣の佐賀県にある玄海原発とその再稼動の策動に対する怒りが高まっています。九州電力と政府は、玄海原発を「やらせメール」などの卑劣な手法で建設・稼動した上、今全国で原発廃止の声が高まる中で、なんとか再稼動しようと必死になっています。そのために今度は調査データをデッチあげ、日本で一番危ない原子炉といわれる玄海原発1号炉は「健全」(なんというペテン的な表現!)であると、今月に入って発表しました。この暴挙が長崎の労働者の怒りに火をつけました。“九電弾劾! 玄海原発の再稼動反対! 絶対に廃炉に!”、長崎の労働者のそんな怒りと想いが、集会の高揚をつくったのです。

 集会でも、呼びかけ人の藤田祐幸さんや福島からのアピールをはじめ発言者は、次々と福島原発事故を弾劾し、玄海原発の再稼動を絶対に止めようと訴えました。

 デモが長崎のアーケード街を通ると、ちょうどおかあさんや子どもたちのイベントが路上で開催されており、“福島のおかあさん、子どもたちと連帯しよう! すべての原発を即時廃炉に追い込もう!”との訴えに、共感が広がりました。(K)

3月13日(火)
昼食は豚汁 小松菜はトッピング 納豆キムチ
焼きししゃも 野菜の浅漬け
「街」分会主催・「前進」の読み合わせ 3・11ビデオも観ます
3時のオヤツ
そこに郡山で再会した
西山正啓監督・登場
夕食は 韓国の部隊鍋[ブデチゲ] 豚生姜焼きと塩焼き
三里塚の人参でシリシリ 切り干し大根サラダ
今日も、昼休みは「前進」の読み合わせ。 希望者参加、で呼びかけています。
その後、3・11郡山に参加した仲間の報告と共に討論です。
去年の3・11巨大地震、大津波、福島第1原発事故以来1年、本当に情勢が一変しています。すべての原発今すぐなくそう、国鉄闘争を軸に労働運動の力で闘いぬきましょう!
私たちの足元の「障害者自立支援法反対」から入っても、外注化阻止、非正規職撤廃、中身はみんな同じ闘いです。
元気に、楽しく、粘り強く、いきましょう!!


銚子運転区・成田車掌区廃止反対! ローカル線切り捨て反対!
3・10銚子行動 (全国運動速報7号)

動労千葉を支援する会のホームページから転載


しい寒さと雨にも関わらず、動労千葉各支部や支援する会、地元の労組員や議員など100人が結集しました。

3.10原発いらない!地球(いのち)のつどい

「たみとや」のホームページから転載
必見:関生原発分会齊藤分会長の話と交流集会
3.11原発いらない!福島県民大集会

 
原発いらない!3・11福島県民大集会 @movie

大飯原発再稼働差し止め請求 住民らが大阪地裁に仮処分申し立て 産経新聞 3月12日(月)
 東京電力福島第1原発事故により国の安全設計審査指針の欠陥が明らかになったとして、福井県の住民ら約260人が12日、関西電力に対し、定期検査中の大飯原発3、4号機(同県おおい町)の再稼働差し止めを求める仮処分を大阪地裁に申し立てた。

 住民側は申立書で、内閣府原子力安全委員会が見直しを進めている新指針に適合しない限り、運転は認められないと主張。また大飯原発付近の3つの活断層が連動する地震が起きた場合に重大な事故になる危険があることも挙げ、「現在の状態で再稼働はしてはならない」としている。
 大飯原発3、4号機については、
昨年8月滋賀県の住民も大津地裁に再稼働差し止めを求める仮処分を申し立てている。
原発再稼働で首相「地元に入る」 2012/03/11
野田佳彦首相は11日の記者会見で、原発再稼働の際の対応について、「首相、経済産業相、官房長官、原発事故担当相の4人で確認し、地元に入る」と述べた。

「この際に、いわゆる安全委員会までの確認が終わった段階においては、私も含めて、枝野大臣、官房長官、それから細野大臣ですね。その
4人の閣僚が集まりまして、安全性および地元の理解をどうやって進めていくかということの議論、確認をして、その上で地元にご説明に入るという段取りになっているというふうに承知しています。しっかりとこの際に、政府をあげて、ご説明をし、ご理解を得るということを行わなければいけないし、私もその政府をあげてという中では先頭に立たなければいけないと考えています」

4月1日の発足が困難視されている原子力規制庁については「新しい魂を入れた原子力規制庁を、できるだけ早く発足させたい」と述べた。
「原発の再稼働は必要」細野氏が初めて明言 2012/03/04
 細野豪志環境相兼原発事故担当相は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から1年となるのを前に産経新聞のインタビューに応じ、全国の原発が5月にも全停止する可能性について、安全性を確保した上で「再稼働は必要だ」との意向を示した。細野氏が立場を明確にするのは初めて

 細野氏は
先月の会見で、「再稼働の問題は経済産業省原子力安全・保安院が一義的に負っているので、踏み込んだ発言はできない」としていた。インタビューでは「(規制強化を)継続する中で、安全性が確保できたものについて再稼働は必要だと思う」と述べた。

 ただ、原発の安全性確認をめぐっては政府内の見解が迷走している。国は再稼働の条件にストレステスト(耐性検査)の1次評価を義務付けたが、原子力安全委員会の班目春樹委員長が「安全性の評価として不十分」と発言。原発立地自治体の不信が高まっており、再開への「同意」を容易に得られる状況ではない。

 細野氏はまた、政府が福島県双葉郡内に設置を目指す放射性物質に汚染された土壌などの中間貯蔵施設について「前に進んでいきたい」と述べ、地元の説得を続ける考えを示した。
山本太郎“脱原発”で恋人と破局!
 7月頃まで交際していた女性がいたが、著書では「僕が脱原発のアクションを続けていく上で、彼女をこれ以上引き込むことはちょっと無理かなと思った」などと、別れがあったことを明かしている。4日のイベントで報道陣から問われると、「そこは有料情報で…」と笑いを取りながら破局を認めた。
山本太郎、田原総一朗から怒られた!
「福島第1」爆発を撮影した福島中央テレビ 即座に放送を決断 2012/03/13
 東京電力福島第1原発の事故発生当初、危機的な事態を内外に伝えるのに決定的な役割を果たしたのは、1号機と3号機の建屋が爆発する瞬間をとらえた映像だった。撮影した福島中央テレビは、即座に放送を決断した。

 「煙!」。東日本大震災翌日の昨年3月12日午後3時36分、福島県郡山市の福島中央テレビ本社。第1原発を映したモニター画面に何げなく目をやった男性スタッフが声をあげた。慌てて映像を確認する。1号機が爆発しているように見えた。

 報道制作局長の佐藤崇さん(55)はすぐに、福島県内向けに放送することを決断する。「次の頭(秒針がゼロを指した時点)から」と誰かが言い、佐藤さんは「いや、今すぐだ!」と叫んだ。中継が始まったのは、爆発から4分後だった。

 「1号機から大きな煙が出て、煙が北に向かって流れているのが分かるでしょうか…」。映像を何度も流しながら、アナウンサーの大橋聡子さん(31)が見たままを伝える。「頭の中は『はてなマーク』でいっぱいだった。チェルノブイリ事故が頭をよぎった」。放送は約8分間続いた。
 映像を受け取ったキー局の日本テレビが全国放送したのは、爆発から1時間余りが過ぎた午後4時50分。「経緯を分析し、専門家の検証を経て放送することが妥当」との判断からだ。

3月12日(月)
夕食はチーズ豆乳鍋 全粒粉パスタも入れて
フランス・パンに鍋汁に付けて、

チーズ・フォンデュー風に
3・11デモ動画【福島の怒り】
NAZENブログから転載
始まりました☆すでに満杯!
ついに外野席も開放!
↓、「街」分会のビデオ

 だ  ん   け  つ  2012年3月12日
760
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

福島から世界に1万6千人の
「原発廃絶!再稼働阻止」の声とどろく
 「原発はいらない!」。福島県内を始めとして全国から郡山市開成山野球場に集まった1万6千人の労働者・民衆が全国・全世界に向けて宣言を発した。東日本大震災と福島第一原発事故1周年の3月11日、政府は野田首相が陣頭指揮をとり天皇まで動員して、全国を「慰霊」「復興」一色に染め上げようとした。フクシマの怒りはそれをぶち破った。福島から全国に向け「政府と東京電力は責任をとれ!」「原発廃絶!」「再稼働させるな!」の声がとどろいた。

 「原発いらない!3・11福島県民大集会」は、主催者発表で1万6千人、実際にはそれをも上回る2万人近い大結集となった。


 会場である郡山市開成山野球場のいたるところに、労働組合の赤旗が林立し、さらに様々な色の参加団体ののぼりや旗が翻った。若者・年輩者、労働者・農民・漁民・学生で内野席が完全に埋まった。さらに階段に座り込む人や、後方で立ち見する人で溢れ、急遽、外野席も開放された。

 オープニングコンサートに続き、午後2時から集会が始まった。
 開会の言葉などに続き、作家の大江健三郎さんが連帯のあいさつに立った。大江さんは「原発をすべて廃止すれば子どもたちが、そのまた子どもたちが原発事故で放射能の害をこうむることは絶対にない」と原発全廃を呼びかけた。

 福島からは母親・農民・漁民・高校生など6人が県民の訴えを行い、「人間と原発とは共存できない」「『頑張ろう日本』でなく『変えよう日本』。今日をその転換点にしましょう」などと次つぎに発言した。警戒区域にある富岡高校から郡山市にあるあさか開成高校に転校した高校生は、「人の命も守れないのに、電力とか経済とか言っている場合ではないはずです」と訴えた。これらは「フクシマ」の魂の叫びとして、参加者全員の心に新たな火をつけ、燃え上がらせた。

 地震が発生した2時46分に、参加者全員で黙祷を行った。

 「『原発はいらない!』私たちは今、全国民に向け、高らかに宣言します」との集会宣言が発せられ、全体が二手に分かれて郡山市内のデモ行進に出発した。国労郡山工場支部、福島県教組をはじめ福島県内各地の労働組合の旗、動労千葉など全国から結集した各労組・団体の旗やのぼりが途絶えることなく進んだ。三里塚反対同盟の旗、そして全国農民会議の色鮮やかな緑色ののぼりを掲げた農民の隊列が堂々と歩んだ。NAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議=な全)も横断幕を掲げ、のぼりを林立させ「原発なくせ!」「再稼働やめろ!」のコールを響かせた。
 途中、子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの椎名千恵子さんがNAZENの隊列の先頭に立ち、訴えた。椎名さんは「女たちの力で今日の集会に『原発いらない』を入れて本当に良かった。しかし私たちは油断はできません。日々闘って勝ち取っていかなければ『原発いらない』は続いていかない。どうぞ皆さん、つながって世界を変えていきましょう」と発言した。デモ終了地点の郡山市役所前で行われたNAZENの総括集会では、同ネットワークの佐藤幸子さんがマイクを握り、「福島から発信した声が日本中を変えます。みんながつながれば大きなことができます」と呼びかけた。

 3・11福島県民大集会の勝利は政府と東電、御用学者などによる福島の分断と怒りの圧殺を完全に跳ね返した。福島の人たちの根底からの怒りが解き放たれた。全国から参加した労働者・民衆がその怒りと一層強くつながった。闘う国鉄労働者を先頭とした労働組合の隊列がその中心に座った。この日はまた、日本全国で、さらに世界各地で、福島現地での決起に続く反原発の行動が闘われた。

 残る原発は2基だ。3・11の勝利の勢いをいささかも弱めることなく、野田や枝野などの再稼働の策動を完全にたたきのめそう。すべての原発を廃絶しよう。(H)

鎮魂のおもいと復興への願い 3・11福島県民大集会

から転載

東日本大震災・福島原発事故から1年目の3月11日、日本各地で鎮魂のおもいと復興への願いを込めた集会が開催されました。福島では「東日本大震災・福島原発事故1周年 原発いらない!3・11福島県民大集会」が郡山市の開成山野球場で開催され16、000余が参加しました。そして、2時46分に黙祷をおこないました。また、郡山駅前広場では鎮魂のキャンドル「春蛍」が展示され、大勢の人たちが各々のおもいを託していました。

 福島県郡山市は福島原発からおよそ50キロ西方に位置していますが、郡山市内の放射線量はおよそ0.4マイクロシーベルト毎時~1マイクロシーベルト毎時あり、3・11集会に訪れた郡山在住のあるお母さんからは「これが現実、これが日常、不安のなかで生活せざるを得ない・・・」と淡々と話しをしていただきました。

 3・11郡山集会では歌手の加藤登紀子さんがオープニングコンサートをおこない、再生の祈りを込めた歌声を届け、集会呼びかけ人の清水氏が「一見、平穏に見えるかもしれないが良く見ると子どもたちの姿が見えない。農家は生産の喜びを奪われた。放射能に包囲され将来に言い様のない不安がある。原発は国の破滅になりかねない危険があることが分かった。『原発いらない』は痛恨の叫びだ。ともに前進しましょう」との訴えをおこないました。

 そして、県民からの訴えが次々とおこなわれました。「原発で全てを失い農業を涙をのんで廃業した。原子力が安全だと言ってきたのは一体誰か、国・東電は責任を取れ! 子どもを避難させなければならないのは苦汁の選択。アメリカや大企業のいいなりを今転換しないで、いつ転換するのか。それでも福島が好き。人の力で地震は止められないが、原発は人の力で止められる。世界に訴えていこう」と。(杜 海樹)

↓郡山駅前広場では鎮魂のキャンドル「春蛍」
  
↓仮設住宅
福島では1万6000人集結…原発反対集会
生きぬくために闘う!東日本大震災救援対策本部 のブログから転載

東日本大震災:福島では1万6000人集結…原発反対集会 毎日新聞 20123112235

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東日本大震災発生から1年、デモで反原発などを訴える人たち=福島県郡山市で2012年3月11日午後3時56分、尾籠章裕撮影
国内外で反・脱原発集会が開かれた11日。「『原発いらない』の声は痛恨の思いを込めた福島県民の叫び。この声を全国の心ある人に届けるのは、県民の使命であり義務だ」。東京電力福島第1原発事故で、深刻な被害に苦しむ福島県で開かれた集会では、呼び掛け人代表の清水修二・福島大副学長がこう訴えた。未曽有の大災害が与えたショックは今も生々しく、各地で「原発反対」の声が上がった。(参加者数はいずれも主催者発表)
 福島県郡山市の開成山野球場で開かれた「原発いらない! 3・11福島県民大集会」には、全国から約1万6000人が集結した。10代を代表し、県立あさか開成高2年、鈴木美穂さん(17)は「原発がなければ、被害に遭った人を助けに行けました。人の命も守れないのに、電力とか経済とかいっている場合ではないはずです」と訴えた。
 鈴木さんは小3からサッカーを始め、福島第1原発から約10キロにある県立富岡高に推薦入学。原発事故後、避難を繰り返し、転校後も女子サッカー部に入ったが、昨年末に退部を申し出た。「富岡は部員が減っているのに、転校してサッカーをすることは仲間を裏切る行為」と思えたからだ。やり切れない思いを、鈴木さんはこの日の集会で吐き出した。「(昨年の)3月11日の朝、晴れていて、いつものような一日が始まろうとしていました。その日常に戻ることはできません」
 東京、大阪、札幌、福岡でも大規模な集会やデモ行進があった。
 東京都千代田区の日比谷公園周辺では、原発に反対する「3・11東京大行進」に約1万人が集まった。親子連れらが「子供を守ろう」などと書いたプラカードを掲げ、東京電力本店や経済産業省の前を行進。墨田区の石井啓子さん(61)は「原発推進の流れを作ってしまったのは私たち団塊の世代。若い人たちのために再稼働はおかしいと言い続けたい」。大阪市では約7000人が参加。集会では福島県飯舘(いいたて)村から県内の仮設住宅に避難中の酪農家が講演し「事故を風化させてはならない」と訴えた。札幌市や福岡市でもデモが行われた。
 全国最多の14基の原発が立地する福井県の敦賀市では、集会に約1200人が参加し、元原発労働者ら約15人が「原発のない未来に向かって進めていこう」などと訴えた。被爆地・広島市では、市民ら約2000人が「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・フクシマ、ノーモア・ヒバクシャ」と声を上げて歩いた。
 脱原発を求める声は海外でも響いた。
 昨年12月に原発建設候補地に選定された韓国東部の江原道(カンウォンド)三陟(サムチョク)市では、市民ら約1000人が建設反対集会を開いた。主催した「誘致白紙化闘争委員会」の李光雨(イ・グァンウ)さんは「フクシマ事故があってもまだ原発は安全だと言う政府には、憤りの気持ちでいっぱいだ」と話した。台北市では若い世代を中心に約3000人が「人類は原発を制御できない」と声を上げた。フランスでも、約230キロ間で脱原発を訴える「人間の鎖」運動が行われ、仏国内から100団体、数千人が参加した。

大江健三郎さん「人間らしい生活奪う」 中日新聞 2012311 1944

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「原発いらない!3・11福島県民大集会」であいさつする大江健三郎さん=11日午後、福島県郡山市
 福島県郡山市の開成山野球場で11日、「原発いらない!3・11福島県民大集会」が開かれた。県内外から約1万6千人が集まり、参加したノーベル文学賞作家の大江健三郎さんが「あと1度2度、原発事故が起きれば、将来の人間に対して人間らしい生活を奪うことになる」と訴えた。

 集会は震災1年に合わせて福島大の清水修二副学長や、同県三春町在住の作家玄侑宗久さんら11人が呼び掛けた。玄侑さんは欠席したが、歌手の加藤登紀子さんらが駆け付けた。
 開会に先立ち、加藤さんは「命結ぬちゆい」などを熱唱。反原発を呼び掛けた。

脱原発目指し 1万6000人が郡山で集会 河北新報 20120312日月曜日 

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 福島県郡山市の開成山野球場で11日、「原発いらない!3.11福島県民大集会」が開かれた。県内外から約1万6千人が集まり、参加したノーベル文学賞作家の大江健三郎さんが「あと1度2度、原発事故が起きれば、将来の人間に対して人間らしい生活を奪うことになる」と訴えた。

 集会は震災1年に合わせて福島大の清水修二副学長や、同県三春町在住の作家玄侑宗久さんら11人が呼び掛けた。玄侑さんは欠席したが、歌手の加藤登紀子さんらが駆け付けた。

 午後2時46分には参加者全員で黙とう。漁業関係者や農家など福島県の住民6人が「放射能が漁業を許さない」「農地も牛も失い、涙を流して廃業した」と放射線被害の厳しさを訴えると、あちこちから「そうだ」とエールが飛んだ。

 集会後、参加者は「原発再稼働を許すな」などと書かれたプラカードを手に市内約2.5キロをデモ行進した。


三里塚芝山連合空港反対同盟 動労千葉 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議 労組交流センター
動労千葉を支援する会
3・14法大弾圧を許さない法大生の会
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」
とめよう戦争への道!百万人署名運動
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