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 被災地人民の怒りとともに民主党政権打倒!
 今こそ国鉄全国運動の発展を
  751号~(2012.2.23~)
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  711号~730号(2011.10.~12.24) 691号~710号(2011.10.14~11.9)

スケジュール
国鉄闘争全国運動のホームページ
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm
すべての原発いますぐなくそう!全国会議
NAZENブログは、こちら
原発いらない!3/11県民集会
 
3・11福島県民大集会に集まろう
ホームページはこちら。
http://fukushima-kenmin311.jp/

事務局のブログはこちら
http://fukushima-kenmin311.jp/category/info

みんなこちらから賛同しよう
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【3・11福島へ】松井英介医師のアピール【動画】
NAZENブログ、から転載
若い人に立ち上がってほしいというあつい訴えです★
【3・11郡山へ】橋本光一さん(国労郡山工場支部)のアピール!
ずっとウソだった。
斉藤和義 LIVE福島 会津若松

3月9日(金)
施設移行に向けて、東京都の審査があり…OKが出ました! 大変な道のりでした
昼食はアナゴちらし こてこて・豚白菜鍋
夕食は、豆乳鍋 マグロのイタリアン漬け 懐かしい、人参サラダ
ヒラタケのソテー スモーク鴨 試供品のサントリー・ビール
キチンとした飲み会になった。チャンとした人がいるとチャンとした話ができる…っう感じ!
今日は東京都の視察がありました。
都から職員が2人来ました。提出した図面どおりの間取りであるか、火災報知器、消火器がきちんと整備されているか、非常口・避難階段、相談室が確保されていること、作業場の面積、作業の様子、・・・・・
山ほどのチェック項目が記載されているシートとにらみ合わせつつ、「街」の施設の視察。
そして、ついに!!東京都のOKが出ました。
ここまで来るのに、実働9ヶ月!大変でした。

ところがこれからがもっと大変!事務の量が半端なく膨大になります。
利用者ときちんと向き合える時間をいかに確保していくか、課題です。

夜は飲み交流会。今日は実りある飲み会となり、自立について具体的活動開始です。

若者自殺、初の千人超え…学業不振・進路で悩み 読売新聞 3月9日(金)
 警察庁は9日、昨年1年間の全国の自殺者が3万651人だったと発表した。

 前年を1039人(3・3%)下回ったが、14年連続で3万人を超えた。

 「学生・生徒」が前年より101人(10・9%)増の1029人に上ったのが特徴で、統計を取り始めた1978年以降、初めて1000人を超えた。

 「学生・生徒」は、大学生529人(前年比16人増)と高校生269人(同65人増)で8割弱を占めた。年代別でも19歳以下622人(同12・7%増)、20歳代3304人(同2%増)でいずれも増えた。動機は「学業不振」(140人)や「進路の悩み」(136人)が多かった。

 自殺者全体では、男性2万955人(前年比1328人減)、女性9696人(同289人増)。女性の自殺者は97年以来14年ぶりに3割を超えた。年代別の最多は60歳代の5547人(同6・1%減)だった。

 だ  ん   け  つ  2012年3月9日  
759
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

遺影に勝利を誓い、動労千葉が
12春闘勝利へ総決起集会
 12春闘勝利に向けた動労千葉総決起集会が3月4日、千葉市民会館で開催された。

 壇上には2年前のこの日に亡くなった中野洋前委員長の遺影とともに、2月26日に急逝した清水匠本部執行委員の遺影が飾られた。清水執行委員は千葉機関区支部に所属し、本部財政部長、貨物協議会事務局長を長く務めてきた動労千葉にとってなくてはならない存在だった。前夜まで定期委員会の議案を執筆するなどまさに闘いのただ中での突然の死だった。あまりに早すぎる死に参加した誰もが信じられない思いで清水さんの遺影を見つめた。


 集会の冒頭、2人の死を悼み黙祷が行われた。
 あいさつに立った田中康宏委員長は、中野前委員長が亡くなって以降の激闘の2年間を振り返り「命日をこうした総決起集会で迎えていること自身、中野前委員長が一番喜んでくれる形ではないか」と故人を偲んだ。また、あまりに突然の清水執行委員の死について深い悲しみを抑えながら報告し「清水さんは寡黙で、縁の下の力持ち的な仕事をずっと担ってきてくれました。貨物会社との交渉でも最先頭に立ってこられた。動労千葉の団結の中心には、いつも清水さんがいた。本当に残念でならない。中野前委員長と清水さんが動労千葉に残してくれた財産を受け継ぎ、その遺志を実現する新たな闘いに立つことをここに決意したい」と哀悼の意を表した。

 さらに田中委員長は、2月23日の運転士登用差別事件の最高裁反動判決をあらためて徹底弾劾し「なりふり構わぬむちゃくちゃな判決は敵の悲鳴だ。われわれの闘いは確実に敵を追いつめている」と述べ、現場からの闘いで運転士登用をもぎりとる決意を示した。そして、検修・構内業務の全面外注化の4月1日実施を阻止したことを高らかに宣言、あくまで外注化強行をねらう会社に対して労働組合として徹底抗戦で闘うこと、ここで本格的な組織拡大を実現することこそが外注化を止める力だと訴えた。

 続いて、動労千葉を支援する会の山本弘行事務局長、国労郡山工場支部の橋本光一さん、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会が連帯のあいさつを行った。

 中野前委員長を偲んでOBの水野正美元副委員長、白井敏行元執行委員が「かつての青年部世代が、中野前委員長が切り開いた闘いを継承していることを誇りに思う」と心のこもったあいさつ。さらに大竹哲治副委員長が「まさかこの集会で清水さん追悼のあいさつをするとは夢にも思ってなかった。なんでも相談できる兄のような存在だった。いまも信じられない。清水さんが抜けた大きな穴を本部・支部が一丸となって埋めるためにがんばりたい」と清水執行委員の遺志を継いで闘う決意を述べた。

 闘いの先頭に立つ現場組合員から、決戦まっただ中の緊張感と、闘いへの決意に満ちた発言が続いた。運転士登用差別裁判の当該を代表して幕張支部の小沢勇副支部長が、さらに検修外注化阻止、運転基地統廃合粉砕に向けて幕張支部、車両技術分科会、銚子支部、千葉運転区支部の代表が決意を表明した。さらに新人事・賃金制度に対する批判を川崎昌浩執行委員が、貨物会社での12年連続ベアゼロ打破へ千葉機関区支部の代表が発言。動労千葉争議団の中村仁さんの発言が続いた。

 闘争方針提起に立った長田敏之書記長は、あらためて中野前委員長と清水執行委員の遺志を引き継いで闘う決意を表明、「今日を皮切りに春闘本番を迎える。とりわけ外注化阻止の闘いこそ動労千葉の勝負どころだ」と檄を飛ばした。最後に青年部が元気いっぱいの決意表明、団結がんばろうで集会を締めくくった。(O)

国際婦人デー東京行動、
権力を圧倒する東電デモ&集会打ち抜く
 3月3日、2012年3・8国際婦人デー行動「命より金儲けの社会を変えよう!女たちの東電デモ&集会」に東京労組交流センター女性部や婦人民主クラブ全国協議会関東ブロックの会員、青年、学生など150人が結集し、大高揚した。

 集会に先立ち日比谷公園を出発した女性たちを先頭にしたデモは、警視庁公安部150人もの弾圧体制をものともせず、はつらつと進んだ。「原発いらない!」「福島を返せ!」「金もうけより命が大事!」「仲間が大事!」「非正規職撤廃!」とコールし、東電本店前では一段と声高く「東電は責任とれ!」と迫った。3・11から一年を迎える中で原発への怒りが深まっている。銀座では沿道の人々が握手を求めてくる場面も。力強く、明るい戦闘的なデモは権力の度肝を抜いた。 
 デモ後の集会はまさに一週間後に迫った3・11福島県民大集会への総決起の場となった。司会を婦民全国協で長崎の被爆者でもある高木美佐子さんが担い、連帯の挨拶に三里塚芝山連合空港反対同盟婦人行動隊の宮本麻子さんが立った。福島からの避難者を誘って参加したこと、自身も福島出身であり、原発と、同じく国策である三里塚空港への怒りを訴え、3・11福島への決起と3・25三里塚への決起を呼びかけた。動労千葉からの熱い連帯のメッセージが動労千葉の家族会から読み上げられた。

 福島からの訴えを、「子どもたちを放射能から守るネットワーク・福島」と経産省前で「とつきとおかの未来をはらむ女たちテントひろば」を運営する椎名千恵子さんが行った。3・11福島県民大集会について「福島県民の原発に対する怒りや闘いの入らないただの追悼にしてしまおうという動きに対して、地元で闘う者たちの声が入らないようでは何のための集会か、冗談じゃないと、粘り強く働きかけ続けてついに『原発いらない』を集会名称に入れることができた。みなさんも職場・地域から怒りと闘いをもって集まってほしい」という提起は、福島に襲いかかる怒りの圧殺と分断攻撃の激しさを表すと同時に、参加者一人ひとりが福島の怒りと結びつく主体的な決起を求める内容だった。

 続いて基調提起を婦民全国協の川添望さんが椎名さんの提起に真っ向から応えて行った。「初めての総力戦として全人民をまきこんだ帝国主義戦争が第一次世界大戦であり、その大戦下の疲弊するロシアで生きるために立ち上がった3・8国際婦人デーの女性労働者・労働者家族の決起がロシア革命を切り開いた。いま新自由主義の破綻として福島の現実があり、非正規労働者の生きていくこともままならない現実と戦争の危機がある。今日の3・8国際婦人デーの行動は、命より金もうけの社会を変える闘いだ」と3・8国際婦人デー行動の意義を提起した。さらに「私たちは分断につぐ分断と闘ってきた。新自由主義を支える体制内労組をぶっとばして闘う労働組合をよみがえらせ、団結を固めれば労働者民衆は絶対に勝つことはできる」とこの間の実践を踏まえた提起がなされた。迫力ある提起に全体がみな自分のことが述べられている! と確信と展望をもった。

 基調を受けて職場・キャンパス・地域から発言・報告が行われた。2月の徳島刑務所包囲行動を闘いぬいた星野暁子さんから、星野文昭さんとの獄壁を越えた団結の強化と奪還の決意が述べられた。続いて橋下反革命を始めとする道州制攻撃と対決していく決意を自治体労働者が発言。福島出身の自治体労働者は怒りの福島とつながって闘う決意となった。医療職場の青年労働者から、非正規職撤廃を正規の労働者こそが闘うと力強い表明。婦民全国協会員で病院労組の仲間は、職場で一から労組をつくりあげている報告。資本と真っ向から闘うことで仲間が増えたという力強く明るい訴えに、会場は一つになった。反原発で決起した母親の決意を三多摩の婦民全国協会員が訴え、「な全」からは5万筆を超える反原発署名の提出などこの間の闘いの前進が報告された。最後に全学連から、福島大学を始め大学当局の妨害を跳ね返しながら3・11へ向かってキャンパスからの決起を組織している報告と決意が語られた。

 まとめと行動提起を東京労組交流センターの女性部長の石田訓子さんが行い、3・11福島県民大集会から3~4月、全力で国鉄決戦-外注化阻止・非正規職撤廃と反原発闘争を闘いぬこうと訴え、発言者全員が前に出てインターナショナルを歌い幕を閉じた。(T)

3月8日(木)
昼食は名古屋ひつまぶし、①そのまま、②薬味を乗せて、③ダシをかけて、3通りの食べ方
三里塚の青物のおひたし


飯田さんの塩こうじ漬け →
3時のオヤツ…お客さんも大喜び
夕食は舞茸ご飯 参鶏湯と野菜の餡かけスープ 三里塚の聖護院大根と動労千葉の昆
布、ゆで卵、鶏手羽元の煮物
200数十円のアジを刺身に


三里塚のの人参DEシリシリ
今夜の酒は、「越乃・雪椿

年度末が近づき、街が「障害者自立支援法の法内施設へ移行」する作業が佳境に入ってきました。今日は近所の保健相談所から保健師さんが来て調査、明日は東京都から施設の状況の視察が来ます。
みんなの利用者受給者証取得手続きも着々と進み、「受給者証を受け取ったよ」と、報告に来てくれる仲間が出始めました。

自治体によって微妙に違っている手続き。それぞれの役所に問い合わせつつ、確認しつつ、進んでいます。

 だ  ん   け  つ  2012年3月8日
758
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

国鉄闘争全国運動・沖縄
第2回総会
青年が新労組の結成を報告

 3月4日、国鉄闘争全国運動・沖縄の第2回総会が25名の参加で那覇市内で開催されました。昨年1年間の総括と向こう1年の方針をめぐり活発な論議がなされました。
 まず最初に国鉄闘争全国運動・沖縄の呼びかけ人でもある崎浜秀俊さんが主催者挨拶を行いました。崎浜さんはフクシマの人々への思いをはせ、また「復帰」40年をむかえる沖縄を「戦争の島」にしてはならないという強い決意を語りました。

 このあと議案の提起に入り、NTT労働者が「沖縄はこの21世紀も『基地の島』であり続けるのか、『基地のない平和で豊かな沖縄』を目指すのか? すべての県民がそのことを意識し行動を始めた」とし、「大失業・非正規化・戦争」と闘う沖縄闘争、その鍵こそ沖縄労働運動の階級的復権にかかっていることを鮮明に提起しました。

 そして特別報告として、2月に新たに自分の職場で労働組合を結成した青年労働者の生き生きとした報告がなされました。彼は「職場に革命が起こった」と述べています。職場で声を挙げることが始まった。そして残業拒否を会社に通告して帰る労働者もあらわれた。また組合ができたことで、自分は辞めないで闘うという仲間も出てきている。ここで必死になって闘い、5・15闘争からこの1年を闘うと決意が述べられました。 さらに各職場・地域の動労千葉を支援する会からの、この1年間の闘いの前進と報告がなされました。それぞれが重要であり、本当に大きな展望を確信させる内容です。南部合同労組、障害者施設で労働組合を結成して闘う仲間からの報告もあり、この大恐慌と3・11情勢のもとで「生きるための闘い」が至るところで始まっていることを示すものです。

 最後に「復帰」40年5・15闘争へのアピールが北部合同労組の仲間から読み上げられ、国鉄闘争全国運動や「動労千葉を支援する会」をあらゆる職場に拡大する取り組みが全体で確認されました。2012年の新たな前進に向かってのスタートです。(M)

西郡住宅明け渡し強制執行通告
怒り爆発だ!

 2月28日、大阪地裁の執行官が土地・家屋の「引き渡し催告書」を持って西郡支部の岡邨洋さん宅を訪れ、「3月14日、朝7時以降に強制執行する」と通告してきた。岡邨支部長は「怒り爆発だ! 3・14強制執行、来るなら来い! 絶対反対の団結が広がっている。3・18全国闘争はすべてを奪い返す出発だ」と戦闘宣言を発した。私たちはこの怒りと一つになって闘い抜く。

 催告書の日付は28日。執行まで15日間ときわめて短い。3・18闘争を破壊するためだけの問答無用のやり方だ。
 しかも八尾市は、自ら通告してきた明け渡し期限の2月20日を待つ余裕もなく、17日に強制執行を申し立てた。その日は八尾北労組や西郡支部が八尾市に抗議闘争をたたきつけた日だ。闘いの爆発に恐怖し、追いつめられて、慌ててやったのだ。

 しかも、給料日直後を狙い50万円の動産差し押さえまで強制執行しようとした。だが、動産差し押さえの催告書はない。土地・家屋の催告書は執行時刻を午前11時に書き直してくれと言いながら、訂正印も押さない違法・不法な代物だ。彼らは岡邨さんの断固とした弾劾の前に、張り紙だけしてすごすごと逃げ帰った。

 このずさんさの中に敵の破綻と私たちの勝利の構図が鮮かに現れている。国と八尾市の問答無用のやり方は怒りの火に油を注ぐだけだ。この怒りは被災地を先頭とする道州制、首切り・非正規職化、更地化攻撃に怒る労働者、住民の怒りだ。

 3・14緊急闘争に立とう(3月14日早朝現地結集)。そして一切の回答は3・18全国総決起闘争の大爆発だ。全国、全世界で生きるための闘いが青年労働者を先頭に始まっている。「すべてを奪い返すぞ!3・18全国総決起集会」に大結集しよう。住宅追い出し・病院つぶしの更地化粉砕! 道州制・特区攻撃、改憲・労組破壊の橋下打倒! 国鉄決戦を軸に3・11福島県民大集会から3・18へ! 八尾北労組を拠点に支部1000名建設、全労働者へ団結を拡大しよう。(西郡支部・植村清)

 

3月7日(水)
三里塚の産直野菜の日
色んな寄付
昼食はシーフード・リゾット 豚シャブ サブちゃん
浜ちゃん トイレ掃除してます
3時のオヤツ
夕食直前、則子さん目に異常で医者に! これで3・11行けないかと絶望感! とりあえず飛蚊症だったらしい。
1時間ほどで戻ってきて夕食のスタート。手巻き寿司。サーモン・イナダ、アボガド・ツナマヨ、茶碗蒸し
五目厚揚げ 三里塚の野菜のおひたし 今夜の酒は「真澄」あらばしり
色んな人が来て、討論飲み会
3・11寒し防止・帽子、三体。東京おやじ・コレクション
就労継続支援B型に移行準備が着々と進んでいます。
たくさんの利用者にどれだけの仕事を提供できるか、工賃をアップして払えるのか、運営を続けていくためにもみんなで力をあわせていこう!と、話し合いました。

こつこつと働くのが得意な人、アイデアを提供する人、力仕事が得意な人、いろんな個性を生かしつつ、楽しく、やっていきましょう!

夜は、交流飲み会。3・11に向けて、そして、みんなの団結について討論となりました
福嶋裁判の上告棄却弾劾!
http://blog.livedoor.jp/perfect_innocence/
 3月5日、最高裁第二小法廷は、福嶋裁判の上告を棄却しました。無実の福嶋さんへの有罪判決、懲役12年という重刑判決を確定する極めて不当な上告棄却であり、満腔の怒りで弾劾します。

 また、福嶋裁判での上告棄却は、第一回公判が間近に迫る須賀・十亀・板垣裁判の差戻控訴審に対する最高裁による控訴棄却強要であり、断じて許すことができません。
 1.
 最高裁第二小法廷による上告棄却の「理由」は、爆取(「爆発物取締罰則」)は合憲であるから有罪判決は合憲であるから上告は棄却としています。その一方で、福嶋さんの無実の訴えについては「単なる…事実誤認の主張であって…上告の理由に当たらない。」として退けています。

 爆取は、太政官布告であるに過ぎず、罪刑法定主義及びデュー・プロセス・オブ・ローに違背する現行憲法下では違法な罰則です。その爆取で人を裁くことは違憲であり許させざることです。

 このような無法な爆取を適用したとしても、無実の人民を有罪とすることは許されないことです。しかし、無実の福嶋さんを東京地裁、東京高裁は有罪としました。これらは、事実誤認による有罪判決です。

 福嶋裁判上告審は、有罪判決が事実誤認であることが争点でした。被告・弁護団は、上告趣意書、上告趣意第一補充書、上告趣意第二補充書、そして上告趣意第三補充書によって、福嶋さんの無実を完全に証明し、有罪判決の事実誤認を完璧に暴露しました。

 福嶋さん有罪の唯一の証拠物といわれた押収メモが、迎賓館・横田事件とは無関係なものであることを証明しました。そして何よりも、警察による筆跡鑑定と指紋鑑定が誤りであることを科学的に暴露し、そのメモの筆者は福嶋さんではなく、メモに付着した指紋は福嶋さんのものではないことが証明されました。その結果、有罪判決が、事実誤認であることが十分に証明されました。従って事実が正しく認定されれば、無実の福嶋さんは無罪になる以外にはなかったのです。

 それに対して最高裁第二小法廷は、事実認定をめぐる判断そのものを回避し、有罪判決が事実誤認であることは上告理由に当たらないと居直って、有罪判決を確定した。

 この第二小法廷の決定は、無辜を罰せずという近代刑法・憲法の大原則を踏み躙るものであり、違憲違法です。そして何よりも、無実の政治犯に対して、事実に基づかずに有罪を判決することを是とした、徹底的に政治的な弾圧であり、絶対に許すことはできません。
2.
 上告審をたたかう福嶋さん、差戻し控訴審をたたかう須賀さん、十亀さん、板垣さんは、皆さん無実です。 どちらの裁判も共通していることは、はじめから有罪の証拠が存在しなかったことです。

 須賀さんたちの裁判では16年間の事実審理、即ち16年間もかけて調べ尽くした結果、有罪とする証拠が存在しないとして無罪となりました。しかし控訴審では、一回の事実審理しないまま無罪判決は破棄されました。そして差戻し一審では有罪とされています。この差戻し一審でも有罪判決の核心部分については、一回も事実審理が行われていません。つまり事実審理を行えば無罪とせざるを得ないところを、事実審理を放棄して有罪にしているのです。事実審理を放棄して事実誤認を犯す、これは故意にする事実誤認というしかありません。

 福嶋裁判もはじめから証拠が存在しない裁判でした。事件との関連性が明らかでないメモ、福嶋さんが見たこともないそのメモを福嶋さんが書いたとか、触ったという警察のでたらめな筆跡鑑定と指紋鑑定によって有罪にされています。

 この二つの迎賓館・横田裁判は、共に有罪事実の存在しない有罪判決が出されています。つまり事実誤認、それも裁判官による確信犯的な事実誤認によって、有罪の証拠が捏造されているのです。

 有罪という政治的な決定が先にあって、その有罪を合理化するために敢えて事実誤認を積み重ねるという手法が採られている。そのために事実審理に基づかない事実誤認を犯す、或いは初めから事実認定を放棄して事実誤認を犯すというものです。

 つまり、東京地裁、東京高裁の裁判官が、そして最高裁第二小法廷の裁判官たちも治安弾圧のための政治的冤罪に手を染めているということです。
3.
 迎賓館・横田事件は、日本のみならず世界の新自由主義に対する怒りの決起でした。それは、侵略の拠点である米軍横田基地と東京サミット会場であった迎賓館にたいして10発のロケット弾が相次いで発射されるという前代未聞のたたかいでした。

 とりわけ、国鉄分割・民営化を強行せんとする中曽根康弘が主宰する東京サミットで、レーガンやサッチャーが集う迎賓館へのロケット弾発射は、新自由主義の盟主たちの心胆を寒からしめるものでした。同時に、日本そして米英をはじめ全世界で新自由主義攻撃とたたかう、帝国主義の侵略とたたかう人々の喝采を浴び、たたかいを高揚させました。
 山田警察庁長官は、とにかく犯人を挙げろと大号令を発し、この政治的冤罪が生み出されました。

 迎賓館・横田裁判はこうした新自由主義を打ち砕こうとするたたかいに対する、治安弾圧であり、報復弾圧としての政治的冤罪弾圧に他なりません。

 弾圧以来26年間、被告と被告の家族には執拗な弾圧が加えられ続けています。裁判中の被告でありながら16年間また12年間という長期にわたる未決拘留を強制され、心身共に傷めつけられ健康を害されています。無実であり、証拠もないのに理不尽な懲役12年、11年そして8年という重刑判決を加えられています。どれも皆、彼らの信念や意思を打ち砕き屈服させようとするものです。また、それを見せしめにして、新自由主義とたたかう人々を震え上がらせ屈服させようとするものです。

 しかし、こうした弾圧に迎賓館・横田裁判の被告たちは断じて屈しませんでした。むしろ、こうした理不尽な弾圧に怒りを燃やして裁判闘争に不屈に決起し、意気揚々とたたかいぬいています。この弾圧を核心において完璧に打ち破り、日々勝利を積み重ねています。

 それのみならず迎賓館・横田裁判闘争は、理不尽な判決が出されるたびに、より一層多くの人々の、心の底からの支援と連帯、そして団結を創り出し発展をし続けています。被告・弁護団は、この弾圧とのたたかいの中で、打ち鍛えられ、一層強力なたたかいが組織され続けています。団結は更に深く、更に広範に生みだされ続けているのです。

 福嶋裁判上告審闘争での3次にわたる最高裁申入れ行動の素晴らしい勝利、素晴らしい前進は、この一つの証左です。
4.

 迎賓館・横田事件弾圧とのたたかいは、まさにこれからが正念場を迎えます。

 最高第二小法廷による上告棄却は、福嶋さんの不屈の意志を些かも揺るがすことはできませんでした。弾圧を打ち破る勝利にますます確信を深め、この弾圧に怒りを燃やして、長期重刑弾圧などものともせずに意気軒高としてたたかいぬいています。それは迎賓館・横田裁判闘争のたたかいを一層強力に構築させる原動力となっています。

 福嶋裁判の被告・弁護団は、違法不当な上告棄却決定にたいして、直ちに異議を申し立ててたたかい抜いています。

 須賀・十亀・板垣裁判の被告・弁護団は、差戻控訴審の第一回公判を目前に控え、更に強力な無罪立証を準備しています。たたかいは、まさにこれからです。
 4.29迎賓館・横田裁判勝利!緊急集会への皆さんの結集を要請します。

こんな理不尽な弾圧など、粉々に打ち砕きましょう。

正義と勝利は、私たちの側にあります。

無実は無罪に!をかちとりましょう。

(ムザイ)

 

3月6日(火)
昼食は豚汁 三里塚の野菜の煮物 タクワンと差し入れの明太子
納豆 冬物100円セール
差し入れの日本酒 夕食はオデン
ゴボーと鶏の混ぜご飯 お茶うけ大根
迎賓館・横田事件・福嶋裁判、最高裁の上告棄却決定、弾劾!!
http://blog.livedoor.jp/perfect_innocence/

福嶋昌男さん

 

 

 1944年2月1日生まれ。群馬県出身。
 千葉工業大学を卒業し、東大航空宇宙研で技官として働き、労働運動をたたかう。この経歴に目をつけた当局は、福嶋さんが「ロケット弾の開発者」であると決めつけ、証拠も無いまま逮捕。一貫して無実を主張!

 


東電、値上げ最低10年 原発再稼働なしで試算 産経新聞 3月6日(火)
 東京電力と政府の原子力損害賠償支援機構が、柏崎刈羽原発(新潟県)を再稼働できない場合、電気料金の値上げを今後10年間継続する方針であることが5日、分かった。東電は4月から企業向けを17%程度、家庭向けも7月から10%程度値上げする意向だ。再稼働が進めば、値上げは3年間に限定する方針が判明しているが、現状では再稼働のめどは立っていない。このため、液化天然ガス(LNG)など火力発電用の燃料費負担が膨らみ、値上げを継続せざるを得ないと判断している。

 両者がまとめた東電の今後10年間の収支計画によると、柏崎刈羽原発の再稼働がこのまま認められなければ、平成24年度の燃料費は2兆7千億円台半ばにまで膨らみ、一段と収益を圧迫する。東電は増加する燃料費を吸収しようと、4月から企業向け電気料金の値上げ方針を発表し、家庭向けについても7月から値上げする計画だ。

 収支計画によれば、柏崎刈羽原発の再稼働が25年度から順次進むことで、燃料費負担は軽減する。値上げへの反発にも配慮して値上げは3年間に限定し、収支改善が計画通りであれば、7年目の30年度には現行水準より5%程度値下げする方針。

 しかし、再稼働が認められない場合は、値上げを継続せざるを得ないとみている。再稼働が進むケースでは、各年度の燃料費は2兆円を下回る見通しであるのに対し、再稼働が進まないと今後も高止まりし、収益を圧迫する。

 柏崎刈羽原発は現在、唯一稼働している6号機が今月26日に定期検査に入り、全機が運転を停止する。原発の再稼働には地元の了解が前提だが、新潟県の泉田裕彦知事は再稼働に慎重姿勢を崩していない。
 「原子力損害賠償支援機構法の問題点」 
福田健治弁護士
 結局、今回の原発事故で生じた東京電力が賠償しなくちゃいけない額が数兆円とか十数兆円とか言われるなかで、誰が見ても東京電力は債務超過であり、いったんは法的に処理しなきゃいけない状況にある。

 ところが今回の法案は基本的には政府がお金を言われたとおりにいったん出します、と、貸し付けるのではなくて、贈与、交付という形で全部東電にお金を出します、東電はそれを少しづつ返してくれればいいです、で、それをどうやって返すかというと、結局電気料金を値上げする、もうすでに電気料金の値上げの話が始まってますよね(2011.9.8)。
 「東電は説明責任が欠如」本音の論客”サントリー佐治社長がメッタ斬り
 …また、佐治社長は企業向け電気料金を4月から平均17%値上げする方針を打ち出した東京電力にも苦言を呈す。「東電にも事情はあると思うが、あれだけの事故を起こして、当たり前の顔をして値上げしますというのは遺憾。自らのコスト削減努力など、説明責任が欠如している」と厳しい表情をみせた
民間事故調、「しがらみなし」 官邸や東電の責任ばっさり
東電値上げ、産業界の意見複雑 「ある程度は認めないと」「企業が日本を出る要因に」
場当たりと迷走の果て…「原発ゼロ」危機
東電若手女性社員 メガネ買う時「あんた東電か」と叩かれる

3月5日(月)
夕食は参鶏湯と野菜の餡かけスープ



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