日 誌 |
2012年11月25 |
11月24へ | 12月①へ |
2012年日誌 |
← トップの頁 | 目次の頁 → |
|
沖縄料理店「チャンプルー街」 ライブ・ライブラリー |
古いビデオが出てきたので、少しずつ掲載していきます |
“国鉄闘争の火をさらに大きく” 被災地・福島と固く結び 職場闘争で資本の支配を打ち破る 国鉄闘争全国運動の発展を! |
|
871号~(2012.11.5~) | |
851号~(2012.9.19~.11.3) | |
831号~(2012.7.27~9.18) | 811号~830号(2012.6.26~7.26) |
791号~810号(2012.5.18~6.26) | 771号~790号(2012.4.~5.17) |
751号~770号(2012.2.~3.30) | 731号~750号(2011.10.~12.24) |
711号~730号(2011.10.~12.24) | 691号~710号(2011.10.14~11.9) |
671号~690号(2011.9.11~10.12) | 651号~670号(2011.8.11~9.10) |
国鉄闘争全国運動のホームページ | |
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm | |
NAZENブログは、こちら | 福島診療所建設委員会ホームページはこちら |
スケジュール |
|
11月30日(金) |
昼食は豚・白菜鍋に | 三里塚の京菜を入れて | |
昼食後、綱領草案学習会 |
綱領草案の学習は何故必要か (番外編) |
【1】解散総選挙情勢について。 選挙と議会に期待できること。 最末期の資本主義の破綻にたいしては、たたかう労働組合の拠点と、そのための革命党をつくるために利用すること。 (1)衆議院選挙。 ・民主党。 30年代に原発ゼロに、原発建設容認、核燃サイクル容認。 領土・領海防衛。 消費税増税。 ・自民党。 原発維持、再稼働3年以内に結論(?)。 改憲し自衛隊を国防軍に。 国債を増発し日銀に購入させる。インフレターゲット。 消費税増税。 ・公明党。 40年で原発ゼロに。 消費税増税。 ・日本維新の会。 代表・石原慎太郎、代表代行・橋下徹(大阪市長)。 政策。 新自由主義政策の徹底、TPP推進 (石原代表・現憲法破棄)自主憲法の制定 集団的自衛権の行使。 原発は30年でフェードアウト(消えていく)。 核燃料サイクル技術・武器技術の位置づけを検討。核武装への意図。 消費税増税(税率11%、地方税化)、道州制。 法人税減税、最低賃金制廃止、解雇規制の緩和。 ・日本未来の党(総選挙互助会?)。 党首(嘉田由紀子 滋賀県知事)。 合流党派 国民生活が第一(小沢一郎)。 減税日本・反TPP・脱原発を実現する会(河村たかし名古屋市長他)。 みどりの風(谷岡郁子、衆院は合流、参院は残る)。 政策は小沢路線。 スローガン 卒原発(?)。 ・みんなの党。 TPP参加。 国会議員削減、労組破壊。 ・共産党(後述)。 ・社民党 (消え去るのみ 支持率1%以下に)。 脱原発基本法制定。 (2)都知事選挙について。 ・立候補者。 猪瀬直樹(前都副知事)石原後継。 自民、公明、維新の会、推薦。 松沢成文(前神奈川県知事)。 笹川 尭。 宇都宮健児(前日弁連会長)。 共産、社民、未来、推薦。 司法改革賛成派(新自由主義司法 「司法の国民的基盤の確立」狙う)。 裁判員制度賛成(現代の赤紙 国民を分断し「裁く」側に動員する)。 市民派として登場しているが、れっきとした日本共産党員。 脱原発派も一定支援。 (3)日本共産党の選挙政策。 ・メインスローガン。 「自民党型政治」のゆがみを断ち切り、「国民が主人公」の新しい日本を。 ※時代認識と路線がない。 最末期帝国主義の延命策にたいして、プロレタリア革命こそが展望であると見ない。 「ルールある経済社会(資本主義?)」が展望だとする。 国鉄決戦、1047闘争への敵対。 民営化・外注化・非正規化とたたかわない。 法律をつくれば良いという考え。選挙がすべての選挙党。 労働者自己解放なし。 ①新しい日本とは。 ・資本主義の枠内での民主的改革が未来社会への道。 資本主義に民主的改革の余地があるのか。完全に破綻したのではないか。 最末期帝国主義の延命策である新自由主義のもとで大恐慌に陥っているではないか。 ・未来社会とは何か。 国民の意志にもとづいて段階的に発展する(としかいわない)。 ・日米安保条約を解消して本当の独立国になる。 アメリカの言いなりの政治? 日本は独立国ではない? アメリカの労働者階級との連帯ゼロ 反米排外主義。 日本の資本家階級の意志であることを認めない。 ・大企業・財界の横暴を抑えて、「ルールある経済社会」を。 資本主義の枠内では金儲け(資本の価値増殖)が唯一のルールではないか。 これを踏み外したら打倒される。 「ルールある資本主義」が未来社会(社会主義?)への道?。 資本主義の枠内で、何か可能であるかのごとき幻想を振りまき、階級的労働運動―プロレタリア革命に反対。 ・国民が主人公の「民主連合政府」を、選挙でつくる。 労働者階級がない。 どの党派と連合すのか?。 ②デフレ不況から脱するために、内需を活発にする? フランス大統領オランドのような主張。 サルコジは敗北したが、オランドになって何かよくなったのか。 緊縮策反対といいつつ、結局増税に踏み切った。 経済成長が目的?。 「経済を停滞させ、『成長しない国』」にしてしまった」。 ③大企業の260兆円の内部留保を、雇用や中小企業に還元。 大企業にゆとりがあるのではない。 パナソニック、シャープはじめ、大企業自身が倒産の危機。 資本主義の危機を見据えられない。 ④即時原発ゼロ 3.11直後には、「原発即時廃炉は無責任」といっていたのはどの党派? 原発をゼロにするためには、労働組合のたたかいが不可欠なことを認めない。 戦後の電気産業労組(電産)のたたかいの意義。 茨城では全労連が、実は原発ゼロに反対している。 選挙目当てのスローガン。 ⑤領土紛争は冷静な外交交渉で。 領土紛争はおこなう。ただし、外交交渉で。 プロレタリアには祖国はない。領土争いはしないという立場にはたたない。 尖閣諸島、竹島、千島列島の日本の領有権には根拠がある。 尖閣は正当な手続きで領有した。 50年戦争が侵略戦争であったことを認めれば解決する。 竹島は日本の領土である。 韓国が日本の植民地であり、異議をとなえられなかったことは事実。 韓国併合について謝罪すれば解決する。 一見耳障りの良いスローガンを並べながら、実際には闘いの発展を抑圧するもっとも反動的な役割を果たす。 (4)結論。 すべての政党が、野田政権の崩壊が、労働者階級の革命へと発展することをなんとしても阻止しようとしている点で完全に一致している。それは労働組合破壊、改憲と戦争への道。 「現在は多数の労働者が派遣・非正規職労働者とされ、労働者はたたかうことでしか生きられない社会であることを突きつけられています。ここに多数の労働者が団結できる環境が生み出されているのです。現象面は困難に見えてもそこに反転攻勢をかけられるチャンスがあることに確信を持ち闘いを展開することが重要です。『情勢負けしない分析』とは、階級的視点を持って物事を見れば自ずと見えてくるのです」(関西生コン・高副委員長 11.4労働者集会) たたかう労働組合と革命党を建設することこそが回答 そのために機関紙『前進』を読み、拡大しよう。 【2】解雇・失業とのたたかい 失業者(別紙参照)…。 世界全体で2億人、うち4割は若者(12年10月 世界銀行) スペイン、ギリシヤは4人に一人、若者は二人に一人が失業。 日本 4.2%(9月) (2)解雇規制。 ・退職勧奨の強化。 08年IBM裁判 11年原告全面敗訴。 退職を拒否されても退職勧奨を中断する必要はなく、再検討を求め、翻意を促すことも許される。 退職勧奨の強要の正当化。 希望退職。 退職勧奨。 配置転換。 外注化・非正規職化・転籍。 解雇自由に。 ・整理解雇。 整理解雇4要件→4要素に。 経営状態、解雇回避努力、対象者の公正な選択、説明義務。 4つのすべてを満たしていなくても、総合的に考えて必要性が認められれば解雇は有効という判決がでて以降、「4要素」に。 (3)「労働市場改革」という名の解雇自由攻撃。 全世界で吹き荒れている。 (4)北欧のフレキシキュリティ。 フレクシビリティ(柔軟性)+セキュリティ(安定、保障)。 一時の不況には有効であるが、大恐慌には対応できない。 失業保険給付期間。 米 26週間。 日 11ヶ月。 西欧 2年程度。 (5) たたかわなければ生きられない。 合同労組に団結してたたかおう。 闘いの理論を学ぼう。 【3】新自由主義について(略) (1)何で「新」なのか。 ①19世紀中葉の自由主義に対して、「現代」の自由主義。 ②保守主義政権の下での思想・政策、反ケインズ主義。 ③自由競争一本来の自由主義-の基盤の欠如の下での自由主義。 (2)本質―金融独占資本の自由=搾取・収奪の自由。 ①現代の支配的資本形態―金融独占の自由。 ②市場万能・市場経済万能主義。 ③金融独占資本の自由―株価至上主義・利潤至上主義へ。 ④新自由主義を労働者に浸透させると。 生活破壊・人間破壊。 |
3時のオヤツ | ||
近くの市場で1尾97円のアジ。連日のアジの叩きとアラ汁。でも、この市場の 魚は安いけど鮮度が悪いなぁ。 |
鮭ライス | |
昨日の残り「世界の山ちゃん」鶏 | 昨日の残りのオデン | 残り差し入れのタクワン |
今日も「今度の選挙、あなたたちはどこへ入れるの?」と、きかれました。ここのところ毎日です。
だって、入れたいところなんてないよね!、というのが訊いてきたこの人も、訊かれたほうの私たちも、共通の考えです。
その人は「選挙権は行使したいので、投票にだけ行って、自分の名前でも書いてこようかと考えているんだよ」
そう考えている人が大半なんじゃないか、と思えるほど、地域の人の多くがこういう話をしに来ます。
政治家はあてにならない、うそばっかり!!みんなが気付いている情勢です。いまこそ、こんな社会はひっくり返そう、と訴えていきましょう!!
|
NEW外注化阻止ニュース45号 |
動労千葉を支援する会のホームページから転載 |
11月29日(木) |
朝の太極拳 | ||
昼食は三里塚の大根と鶏の煮物 | 三里塚のほーれん草のお浸し | 残りの人参シリシリ |
残りの三里塚の大根葉の菜飯 | 残りのカレーシーフードピラフ | |
差し入れ | 差し入れ、東大泉産の巨大椎茸 | |
長崎産のアジ・一尾98円、なんて安いんだぁ | 鯵のたたき2皿に鯵のアラ汁付き | |
夕食はオデン | ウーロン茶と塩昆布ご飯 | |
差し入れのオカズ | 差し入れのドイツワイン | 生ハム |
沖縄のスヌイ(もずく) | 鯵のアラ汁 | 差し入れの酒 |
東大泉産の椎茸を焼く | 差し入れの「世界の山ちゃん」 | |
色々あって11・29記念日。 日曜日、再度、11・29浅草橋戦士・ 同窓会を夕方からやります。 第3グループの同志だけでなく、 総力結集せよ! |
全学連福島ブログ |
|
今日11月29日はハネやんが85・11・29に決起した日(でも逮捕された日)で、「街」にとって永遠の『記念日』。 |
85年蜂起戦から20年 動労千葉のストと連帯し三里塚・国鉄決戦勝利開く 元全学連委員長 鎌田 雅志 |
「前進」2225号http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no05/f2225.htm#a6_6 |
2005年12月 |
11・6の感動 |
11・6労働者集会は、全世界で吹き荒れる戦争と民営化=労組破壊の攻撃に、国境を越えた労働者階級の団結と連帯で立ち向かおうという固い誓いの場となった。この闘いの核心に動労千葉が存在する。心の底から感動しないではいられなかった。その集会場のあちこちに、20年前、人生をかけてともに歴史的な蜂起戦を闘い、長期の獄中闘争・裁判闘争を闘った仲間たちの顔があった。疾風怒涛(どとう)の中を一緒に駆け抜けた同志たちだ。 私は20世紀最後の15年間を獄中で闘い、2001年2月に満期出獄した。だが星野文昭同志は、沖縄闘争へのデッチあげによる無期懲役攻撃によって30年を超えて投獄されている。こんなに長く投獄されている政治犯が、いま世界のどこにいるだろうか。日帝への怒りに燃えて、あらゆる闘いの場で再審実現・星野奪還の呼びかけを響かせなくてはならない。 浅草橋戦闘では、いまだに2人の同志が不当にも指名手配攻撃を受けて地下潜行を強いられながら不屈に闘っている。彼らを守り抜き、完全勝利まで闘おう。 |
全国一斉決起 |
1985年11月29日、国鉄分割・民営化(動労千葉絶滅攻撃)に反対して動労千葉が決行したストライキと、全国一斉の国鉄ゲリラ戦闘、そして国鉄浅草橋駅を破壊・炎上させたわれわれの戦いが日帝の心臓を凍りつかせた。首都圏はもとより全国の主要な国鉄路線が運行停止状態に陥った。 浅草橋戦闘は、動労千葉のストライキ決起を国家権力・機動隊とカクマルの反革命的テロルで破壊し圧殺しようとした日帝・中曽根に対して、革共同と中核派が革命党の生命をかけてたたきつけた蜂起だった。全国で戦いぬかれ勝利したゲリラ戦闘の頂点、「国鉄分割・民営化絶対阻止、中曽根打倒」の鉄の意思を表現した政治的蜂起戦、大衆的武装闘争による都市ゲリラ戦であった。 それは、総武線沿線に機動隊1万人が張り付く超厳戒態勢の中、この日未明に起きたケーブル切断ゲリラへの全都一斉の検問・不審者狩りをかいくぐって集結した戦士たちによって敢行された。 権力がわが部隊に気づいたのは、浅草橋駅近くの公園に部隊が集結した後だった。警官隊が慌てふためいて駆けつける中、われわれは素早く武装を整え、拳銃を構える警官隊を蹴散らして進撃した。この時、警察はわれわれに向けて拳銃を何発も発砲した。だが、戦士たちはひるまず進撃し、数カ所での衝突の後に駅への突入を果たした。こうして行動隊は浅草橋駅を制圧して徹底的に破壊し、ストライキ圧殺攻撃と国鉄分割・民営化=10万人首切りへの怒りをたたきつけたのだ。駅からの撤収過程は突入時以上の激突となったが、行動隊の大半が撤収を果たした。 われわれの怒りは、わが身を焼き尽くさんばかりに燃え上がっていた。空高く駅舎から立ち上った炎と煙は、日帝・中曽根による戦争と民営化と労組つぶしの攻撃への労働者学生人民の怒りを物語っていた。国家権力と国鉄当局、動労カクマル・松崎らが一体となって動労千葉ストライキに襲いかかった。この反革命の攻撃の激しさを圧倒する超ど級の激しさで闘う以外に活路はなかったのだ。 |
三里塚の決戦 |
この85年11月の国鉄決戦を、われわれは、10月20日の三里塚闘争で大量の逮捕者(241人)と負傷者を出し、50人以上起訴され投獄されているという困難の中で闘った。「三里塚・国鉄決戦勝利=中曽根打倒」がわれわれのメインスローガンだった。成田空港の2期工事着工が切迫していたのである。 85年10・20三里塚蜂起戦(三里塚十字路戦闘)は、三里塚芝山連合空港反対同盟主催による現地総決起集会1万5千人の大結集と結合してかちとった、機動隊せん滅の大衆的武装闘争だった。 集会場となった三理塚第一公園内で、検問・警備をかいくぐって運び込まれた種々の装備で武装した行動隊が形成された時、集会場はどよめきと歓声と拍手で興奮の頂点に達した。そのまま公園から国道に出た全学連と中核派のデモ隊は、5本の丸太を抱えた部隊を先頭に行動隊が続き、いつもは右折していた三里塚十字路を空港第3ゲートに向かって直進し、阻止線を張っていた機動隊に突撃した。丸太隊に襲いかかった機動隊には、その背後から行動隊が襲いかかり容赦なく打ち据えた。行動隊の背後は国道を埋めたデモ隊によって守られ、十字路での戦闘は実に2時間半に及んだ。国道に通じる路地でも、背後に回ろうとする機動隊との戦闘が続いた。こうして機動隊の計8個大隊に壊滅的な打撃を与えた後、デモ隊は転戦しながら夜の暗闇の中を堂々と行進して撤収したのであった。 10・20三里塚十字路戦闘は、集会警備のために全国から動員した機動隊を現地に残留させ、その暴力的制圧のもとで2期工事に着工しようとしていた敵のもくろみを完全に粉砕した。 |
中曽根と対決 |
11・29浅草橋戦闘は、このようにして実現した10・20三里塚十字路戦闘の歴史的な勝利の上にかちとられた。しかし10・20勝利の勢いを駆って突っ走ったというような単純なことではなかった。当時、国鉄分割・民営化に対して絶対反対の声を上げることなど困難な重苦しい空気が社会を覆っていた。それは、10・20三里塚の勝利さえかき消してしまいそうな重圧として、闘う労働者人民にのしかかっていたのである。 国鉄の分割・民営化は、中曽根の「戦後政治の総決算」攻撃=戦争国家づくりの基軸に位置付けられていた。なぜなら、国労と総評労働運動=戦後労働運動をたたきつぶす以外に、戦争のできる国づくりは不可能だからであった。 政府とマスコミは、官公労働者の賃金や手当、労働条件に対して悪質なデマを流しつづけた。「民は官よりすばらしい」「民間活力こそ繁栄の源」「公務員や国鉄労働者は諸悪の根源=国賊」といったデマゴギーを洪水のように宣伝した。国鉄の職場で自殺者が増えていった。攻撃は、国鉄の7分割と12万4千人の首切り・合理化、国鉄労働運動解体を内容とした国鉄再建監理委員会答申(85年7月26日)に基づき、国鉄法案成立を前に凶暴な牙をむいて国鉄労働者に襲いかかった。 国鉄労働者の3人に1人の首を切るという攻撃。国労・動労千葉を狙い撃ちにしたこの攻撃に対して、動労千葉1100組合員は首切り覚悟で強力に団結して闘うことを決意した。定期大会に続いて支部大会と地域集会が、一斉に、感動的に開催された。一人ひとりの組合員が、家族会議、親族会議をもって、家族ぐるみで決意を固めあった。 この時になっても総評は「5千万人署名」以外の方針を持たず、国労本部はまったくの無方針だった。それどころか、「動労千葉とは共闘しない」「業務命令には従う」というスト破り方針で臨んだ。20万組合員を擁する国労本部のこの裏切りは、重大だった。 ことここに至って取るべき道は、退路を断ち「全員クビ」を覚悟してストライキに立つ動労千葉のようにわれわれも闘うこと以外にあるだろうか。こうして、動労千葉ストライキを支援し防衛するために、「10・20を引き継ぎ、のりこえる」破壊力を持った闘いをたたきつけることを決断したのだ。 三里塚闘争のため、動労千葉のためなら人生をかけて悔いはない、長期投獄も受けて立つという青年労働者と学生の共産主義者をわれわれは大量につくり出した。だから今日がある。 |
長期投獄攻撃 |
10・20戦士(58被告)には、3年を超える未決勾留と2人の実刑を含む有罪判決が加えられた。私については、デモに先立って行われた反対同盟主催の総決起集会で、全学連中央執行委員会を代表して5分間の演説をしたという事実しか、権力は明らかにできなかった。ところがこの演説ひとつをとらえて「事前の計画も準備も現場での決意の形成も鎌田がやった」として懲役4年の実刑攻撃を加えてきた。 11・29戦士(39被告)には、一審東京地裁・中山善房裁判長の夜間公判の繰り返しと退廷の乱発などに代表される治安裁判が強行され、私に懲役10年、ほかの34人にも懲役8年2人を含む実刑判決による長期投獄の攻撃が加えられた。 国家権力による報復弾圧に小躍りしたファシスト・カクマルは、翌86年1月20日に京都大学を襲撃し、クラス討論中の福島慎一郎全学連副委員長代行(山口幸一副委員長は獄中)を虐殺した。 日帝・国家権力と反革命が一体となった報復攻撃に対し、われわれは激しい怒りを燃やして裁判闘争と獄中闘争を完全黙秘・非転向で闘いぬいた。星野文昭同志、富山保信同志、86年10月および迎賓館・横田の爆取弾圧被告団を始め、デッチあげや他の闘争弾圧で投獄された同志たちを含めて総勢120人の獄中戦士団は、一心同体の強力な団結を打ち固めて闘った。20人の弁護団、家族と支援者、救対の献身的な働きによって支えられたわれわれの闘いは、85年蜂起戦の偉大な勝利を打ち固め、さらに大きな力として敵にたたきつけるものとなった。 85年蜂起戦の正義と勝利は、今日、動労千葉が闘う労働組合として存在し、日米韓国際連帯の扇のかなめとして意気軒高と闘いぬいていることが示している。三里塚闘争の不屈の前進が示している。世界戦争に向かう帝国主義にプロレタリアート人民の国際的内乱を対置する時代が来ている。戦争と革命の時代のストライキには、武装蜂起の種が宿るのだ。そういう労働運動の時代が来ている。 11・6は、それを示したのだ。 だから確信をもって動労千葉のように闘おう。全国で、全職場で、動労千葉労働運動をつくり出そう。4大産別決戦に勝利し、小泉を打倒しよう。 |
※あれから30年近くたった。でもその時の思い・怒りは昨日のまま、10・20三里塚蜂起戦、11・29浅草橋戦闘に決起した思い・怒りは忘れない。 僕たちは、まだプロレタリア世界革命を実現できてない。だから僕たちは勝たなければいけない! 30年前の思いを忘れず・30年前の気持ちに戻って、明日から着実に前進しよう! |