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古いビデオが出てきたので、少しずつ掲載していきます

国鉄闘争の火をさらに大きく” 
被災地・福島と固く結び
職場闘争で資本の支配を打ち破る
国鉄闘争全国運動の発展を!
831号~(2012.7.28~) 811号~830号(2012.6.26~7.27)
791号~810号(2012.5.18~6.26) 771号~790号(2012.4.~5.17)
 751号~770号(2012.2.~3.30) 731号~750号(2011.10.~12.24)
  711号~730号(2011.10.~12.24) 691号~710号(2011.10.14~11.9)
671号~690号(2011.9.11~10.12) 651号~670号(2011.8.11~9.10)
国鉄闘争全国運動のホームページ
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm
NAZENブログは、こちら 福島診療所建設委員会ホームページはこちら
スケジュール

10・13さようなら原発集会in日比谷
10月13日(土)東京・日比谷野外音楽堂
  (地下鉄「霞ヶ関」「日比谷」下車)
 午後1時 会場/1時30分 オープニングコンサート
 2時 集会/3時 パレード出発 



 だ  ん   け  つ  2012年10月13日
862
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

大間原発建設させるな!
 官邸前に怒りの声とどろく
 「大間つくるな!」「大間やめろ!」。激しいコールが何度何度も繰り返された。10月12日、首相官邸前一帯は青森県大間町に建設予定の大間原発建設工事の再開に怒りが噴出した。「大間原発つくるな」のプラカードやボードも多数登場した。
 「大間やめろ! 再建設だまされない!」の手作りのプラカードを掲げた男性は「2030年代までに原発をゼロにするというのはミエミエのうそだ。政府は大間原発建設再開で原発政策を推進しようとしている。職場の同僚とも『原発の再稼動はおかしい』と話すようになった。反対に立ち上がろう」と熱く語った。

 コールが止み、大間現地から駆けつけた小笠原厚子さんがマイクを握って訴えた。「大間原発は世界で一番危険な原発です。子どもたちが安心して生活できるようにするのは大人の責任です。皆さん大間原発の建設を一緒に止めて行きましょう」

 小笠原さんは、母親の故熊谷あさ子さんとともに大間原発建設反対に立ち上がった。熊谷さんは、炉心の予定地から100メートルの所に土地を所有していた。強制収用から土地を守るために、熊谷さん親子はその土地に2人でログハウスを建てた。引っ越そうとしていた矢先、熊谷さんが病で亡くなったが、小笠原さんはこの家を「あさこはうす」と名づけ、守りぬいている。

 10月10日、8・6広島―8・9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会が呼びかけて、大間原発の建設主体である電源開発(Jパワー)本社に対する抗議行動が行われた。青森・大間現地や、津軽海峡をはさんだ北海道函館市などでも反対運動が高まりつつある。大間・函館―全国の闘いで大間原発建設を阻止しよう。
 官邸前行動には、再稼動が狙われている伊方原発がある愛媛県からも2人の女性が参加し「命を犠牲にする原発はいらない。松山では毎週金曜日、県庁前で中村知事に『原発いらない!』と抗議をしている」と報告。官邸前に集まった全員が一斉に「伊方原発いらない!」「伊方原発再稼動反対!」と連呼した。

 「原発なくせ!」「ふくしまの子どもたちを守れ!」の行動は、国会前、文科省前、さらに自民党本部前などでも闘いぬかれた。

 
動労千葉を先頭に闘われている外注化阻止・非正規職撤廃の闘いと一体で、職場から被曝労働反対・原発廃絶の闘いを推し進めよう。11・4労働者集会に集まり、その力で大間原発の建設阻止・どの原発の再稼動も許さない・原発廃絶に向かって突き進もう。ふくしまの子どもたちを守ろう。(H)

秋田闘争団・小玉さんへの
控訴棄却
超反動判決弾劾する
 国労秋田闘争団の小玉忠憲さんを原告とする鉄道運輸機構訴訟につき、東京高裁第14民事部(設楽隆一裁判長)は10月11日、控訴棄却の反動判決を出した。同訴訟の一審判決は、国鉄清算事業団による90年4月の解雇を有効とし、JRに採用されたら得られたはずの賃金の損害賠償請求についても消滅時効で切り捨てる許し難いものだった。今回の判決は、それをも上回る極悪の判決だ。東京高裁は動労千葉鉄建公団訴訟の6・29判決を徹底的に意識し、その内容をことごとく覆すためにこの判決を振り下ろしたのだ。

 小玉さんは「停職2回ないし停職6カ月以上の処分を受けた者はJR採用候補者名簿に記載しない」という不採用基準によりJR不採用とされた。判決はこの不採用基準について、合理的であり不当労働行為に該当しないと断定した。不採用基準の策定を不当労働行為と認定した6・29判決を真っ向から否定してきたのだ。また、不採用基準適用の前提となった、小玉さんに対する停職処分についても、「職場規律を公然と乱す非違行為」に対し、国鉄当局が「厳しく対処したのはやむを得ない」として、処分無効の訴えを退けた。だが、その処分は、雪のためわずか数分遅刻したことや、管理者の不当労働行為に抗議したことなどを口実とする、まったく不当なものだったのだ。ここには、国家権力の小玉さんへの階級的憎悪がむき出しになっている。

 さらに、損害賠償請求については、消滅時効で全面的に否定した。6・29判決やこれまでの国労闘争団の鉄建公団訴訟判決は、「JRに法的責任なし」を確定させた03年12月の最高裁判決までは、JR不採用という不法行為の加害者はJRか旧国鉄かは判然としなかったとして、鉄道運輸機構側の「消滅時効の完成」という主張を退けている。ところが今回の高裁判決は、小玉さんが国労秋田地本幹部の妨害によって分割・民営化直後に労働委員会への申し立てができなかった事情をことさらにあげつらい、権利行使をしていないから消滅時効は完成したと言い放っている。

 設楽裁判長は、法廷では「本件控訴を棄却する」と主文だけを読み上げて、そそくさと逃げ去った。その背に、傍聴席から激しい怒りの声が浴びせられた。

 判決後の総括集会で小玉さんは、「この判決は国鉄分割・民営化の過程を経験した労働者には何の説得力もない政治的作文だ。われわれの闘いへの恐怖の表れだ」と喝破、「これでわれわれが参ると思ったら大間違いだ。現場の闘いをつくり反撃することが回答だ」と宣言した。

 外注化阻止決戦は、JR体制を大破綻にたたき込んでいる。この闘いはJRだけでなく全資本家階級を震え上がらせた。今回の判決は、資本家階級総体の意志を体現し、外注化阻止決戦をたたき伏せるとともに、6・29判決の取り戻しをも意図して出されたものだ。だが、こんなもので労働者の闘いを鎮圧することなど不可能だ。超反動判決への怒りもばねに、11・4労働者集会に向けてさらに奮闘しよう。

 この日、小玉さんを先頭に「共に闘う国労の会」は、東京高裁とJR東日本本社前での宣伝行動を貫徹し、国家権力とJR資本に対し、1047名解雇撤回・外注化阻止へ徹底的に闘いぬく戦闘意志をたたきつけた。(東京・K)

10月12日(金)
昼食は三里塚の冬瓜のスープ 差し入れのマグロの漬け 栃木の梨
練馬区役所で自主製品の撮影
区役所にこんなポスターが
3時のオヤツ
夕食は豆乳鍋 鶏のソテー、梅ソース 鮭ライス
久々に「街」分会屋台 1陣が帰り、第2弾目

動画 2012年10,1外注化阻止決戦
動労千葉を支援する会のホームページから転載

動労千葉・鉄建公団訴訟、
解雇撤回・JR復帰の判決を
求めるための東京高等裁判所あて署名のお願い

署名呼びかけ文.pdf

鉄建公団訴訟要望書(個人).pdf

629東京地裁判決文(骨子).pdf


鉄建公団訴訟要望書(連記).pdf

629鉄建公団訴訟の記事.pdf

「外環の2」を知っていますか? 9月 2, 2012
  のブログから転載
   
 今回は道路の話です。外環道のことは皆さんご存知だと思います。関越〜東名を結ぶ延長約16kmの区間は、昭和41年に高架方式で都市計画決定されましたが、その後地元住民の強い反対を受け、周囲へ影響を与えないよう平成19年、全線に渡って地下方式に計画変更されました。地下40mの深さに5階立てビルに相当するトンネル状の高速道路をつくるというこの計画の着工式が9月5日に行なわれる予定で、いよいよ事業が本格的に始動する模様です。完成予定は2020年。オリンピック招致に躍起になる石原都知事の招致活動の一環として、40年以上凍結されていた道路が今、つくられようとしています。
 大部分が大深度の地下とはいえ、周辺にどんな影響をもたらすか予測不能なこの道路に加えて、「外環の2」という一般道の計画が練馬区内で計画されていることをご存知でしょうか。お客さまのMさんに聞くまで外環道=地下と思い込んでいましたが、高速道路を地下化する一方、なぜか一般道の計画は地上に残されたままになっていたそう。この道路、一車線道路ながら中央分離帯に幅10mの緑地帯を持ち幅40mもあります。住民の反対に遭い住環境を変えないよう、高速道路が地下化したはずなのに、地上に道路をつくるとは不思議な話。幅40mというと、小学生が1回の青信号では渡れず、お年寄りはなおのこと。しかも大泉ジャンクション周辺からcopse近くの日銀グランド脇の「石神井団地入り口」の交差点を経て、上石神井通り方面へと突っ切る、まさに住宅街を斜めに横断する道路となります。練馬区では

 ①南北の道路整備 
 ②歩道や自転車の車道を確保した安全な道路をつくる 
 ③緑化して区全体の緑地率をあげる 
 ④周辺の渋滞を解消することでco2を削減する といった謳い文句を揚げ、今年2月に発表された「外環の2」に関する素案では、石神井公園から吉祥寺間が現状バスで27分要するのが、道路ができれば14分に短縮できるとされています。

 が、現在、事業決定しているのは練馬区だけで、杉並区や武蔵野市は廃止を含めて検討が行われてるところ。練馬区内だけに実現させても南北の動脈としての役割を果たすことがないばかりか、私道や行き止まりが多い住宅街の真ん中に道路を通せば危険を招くだけ。にもかかわらず、大泉ジャンクション周辺の外環の2は、外環道の着工に向けて整備が進むなか、すでに練馬区の事業決定が下り、用地買収を開始しました。

 石神井台みどり集会所で先日行なわれた、反対派の区議と地域住民による集会では、参加者のほとんどが60代以上のご年配の方々でした。40年前から活動している方の多くは70〜80代で、今の世代にとって外環道はすでに解決済みの過去の話と思っている方も多いようですが、子どもを守り、環境を引く継ぐ責任を持つ世代が中心とならなければ、知らない間に実現されるような事態になりかねません。素案では緑化率が向上することもうたわれていますが、公園のそばにこんな道路をつくることが、よいのでしょか? 道路と道路の間に緑地帯をつくることで緑地化向上に貢献するとうたっていますが50年後、100年後に、三宝寺池周辺のような人々が寛げる雑木林となるでしょうか? 膨大な建設費を負債として将来に残すだけのような気がしてなりません。

 豊かな石神井公園の自然に恵まれ、自然と人の理想的な暮らし方を考えるcopseでは「外環の2」の計画に疑問を感じ、計画に反対します。ささやかですが店頭でも署名活動を行っていますので、思いを共にする方がいらっしゃいましたらぜひ、ご協力いただけると幸いです。なによりまだまだ知らない方の多いこの道路計画を、ひとりでも多くの方に知っていただければと思います。

*文中の内容に誤解や認識不足な点がありましたらご指摘いただけると幸いです。

 


三里塚芝山連合空港反対同盟 動労千葉 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議 労組交流センター
動労千葉を支援する会
3・14法大弾圧を許さない法大生の会
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」
とめよう戦争への道!百万人署名運動

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